12/13
Tue
2011
最終的には、まいた種のうちの1-12分の11=12分の1から花が咲いたので、次の図のように、咲いた花の数を比の1とおくと、まいた種の数は比の1÷12分の1=12と表せます。
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まいた種の中で発芽したのは全体の1-5分の2=5分の3なので、まいた種の数が比の12なら、発芽した種の数は比の12×5分の3=7.2と表せます。
また、発芽した種の中で葉をつけたのは6分の5なので、葉をつけた種の数は比の7.2×6分の5=6になります。
※ つまり、まいた種(比の12)のうちの半分(比の6)が葉をつけた。
次の図のように、葉をつけたものの中から10株を栄子さんにあげたら、残りの5分の1が花を咲かせました。
咲いた花の数は比の1なので、下の図の「残り」は1÷5分の1=5と表せます。
上の図の「残り」である比の5と栄子さんにあげた10株を合わせると、葉がついた種の数である比の6と等しくなるので、比の6-5=1が10株にあたります。
まいた種の数は比の12なので、答えは10×12=120個になります。
【別解】
最初にまいた種の数を1とおくと、
・発芽した種の数→1-5分の2=5分の3
・葉がついた種の数→5分の3×6分の5=2分の1
・咲いた花の数→1-12分の11=12分の1
となるので、それらの割合を使って線分図に表すと次のようになります。
上の図の「残り」の5分の1がまいた種の数の12分の1にあたるので、「残り」は12分の1÷5分の1=12分の5と表せます。
「残り」である12分の5と栄子さんにあげた10株を合わせると、葉がついた種の数である2分の1と等しくなるので、2分の1-12分の5=12分の1が10株にあたります。
したがって、まいた種の数は10÷12分の1=120個になります。
・・・という解説を最初は作ろうとしたのですが、「5分の1が12分の1にあたる」という表現がもしかしたら分かりにくいんじゃないかなー、と思ったので、咲いた花の数を1とおいた解説にしてみました。
ただ、一般的にはまいた種の数を1とおく解き方が普通だと思います。
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