ある製品を完成させるのに、A君とB君の2人で作業を1時間行うと全体の45分の8が終わります。また、はじめにA君だけで作業を10時間行い、そのあとB君だけで作業を3時間行うと完成します。この製品を完成させるのに、A君だけではじめから最後まで作業を行うと、何時間かかりますか。
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この仕事全体の量を1とおいて、まずはA君の1時間あたりの仕事量を求めてみます。
A君とB君の2人で1時間作業すると全体の45分の8ができるので、2人が3時間働くと全体の45分の8×3=15分の8だけ進みます。
したがって、「A3時間+B3時間=15分の8」という式ができます。
また、A君が10時間とB君が3時間作業すると仕事が完成するので、「A10時間+B3時間=1」という式ができます。
その2つの式を次の図のように並べてみると、A君が10-3=7時間作業すると、全体の1-15分の8=15分の7できることが分かります。
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つまり、A君の1時間あたりの仕事量は15分の7÷7=15分の1なので、A君が一人でずっとこの仕事をやると、1÷15分の1=15時間かかります。
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