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06/12

Sat

2010

桐朋2010【3】 ☆ニュートン算☆


ある遊園地では、午前10時に入場券を売り出します。午前10時に窓口にはすでに180人が並んでいました。その後、行列には毎分3人ずつの割合で人が加わります。午前10時に1つの窓口で入場券を売り出したら、午前11時20分に行列がなくなりました。もし午前10時に2つの窓口で入場券を売り出したら、行列は何時何分になくなりますか。答えだけでなく、途中の考え方を示す式や図などもかきなさい。


※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!


窓口が1つのとき、午前10時から午前11時20分までの80分間で行列がなくなりました。
 
そのとき入場したお客さんの人数は、
 
・最初から並んでいたお客→180人
・80分間に毎分3人ずつやってきたお客→3×80=240人
 
の2種類なので、次の図のように合わせて180+240=420人になります。

※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。
 
toho302.png










つまり、窓口1つで1分間に対応できるお客さんの数は、420÷80=5.25人になります。
 
窓口を2つ用意した場合、1分間に対応できるお客さんの数は5.25×2=10.5人になります。
 
したがって、その10.5人分の処理能力を、次の図のように「毎分3人ずつやってくる人たち用」「最初から並んでいた180人用」との2種類に分ければ、180人が全員入場した瞬間に行列はなくなっているはずです(役割分担)。
 
また、このとき「最初から並んでいた180人用」に振り分けられる能力は、10.5-3=7.5人分になります。

toho302.png










上の図の左側の青い窓口が、最初から並んでいた180人に対応するのにかかる時間は180÷7.5=24分間なので、行列は10時24分になくなります。


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