ある牧場で、牛を15頭放牧すると、14日間で食べつくす草が生えています。もし、9頭を放牧すると35日間で食べつくします。ただし、草は毎日一定の割合で生えるものとし、またどの牛も1日で食べる草の量は同じであるとします。
次の問いに答えなさい。ただし、答えを求めるのに必要な式、考え方などを順序良く書きなさい。
(1)
1日に草が生える量は、牛1頭が1日に食べる草の量の何倍ですか。
(2)
もし、牛25頭を放牧すると何日間で草を食べつくしますか。
(3)
はじめに牛を7頭放牧して、7日目から何頭か増やしたところ、それが16日間で草を食べつくしました。何頭増やしたのでしょうか。
※ 解説を見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!
(1)
牛1頭が1日に食べる草の量を[1]とおくと、
・牛15頭が14日間で食べた草の量→[1]×15×14=[210]
・牛9頭が35日間で食べた草の量→[1]×9×35=[315]
と表すことができます。
このとき、[210]は最初から生えていた草の量と14日間で生えた草の量の合計、そして[315]は最初から生えていた草の量と35日間で生えた草の量の合計なので、次のように消去算を利用して1日に生える草の量の割合を求めることができます。

(画像はすべて、クリックすると拡大します)
つまり21日間に生えた草の量は[105]と表せるので、1日に生えてくる草の量は[105]÷21=[5]になります。
したがって、1日に生える草の量は1頭の牛が1日で食べる量の[5]÷[1]=5倍になります。
(2)
まずは最初に生えていた草の量の割合を求めます。
[210]=最初に生えていた草の量+14日間で生えた草の量
1日に[5]ずつ草が生えるので、14日間で生えた草の量は[5]×14=[70]となります。
したがって、最初に生えていた草の量は[210]-[70]=[140]と表すことができます。
次の図のように、
牛25頭のうち5頭は1日[5]ずつ生える草ばかりを食べ、残りの20頭は最初に生えていた[140]の草ばかりを食べると考えます(役割分担)。

上の図の最初の草がなくなったときに草が食べつくされた状態になるので、それにかかる日数は[140]÷20=7日間になります。
(3)
次の図のように、最初の6日間は7頭のうち5頭が毎日[5]ずつ生えてくる草ばかりを食べ、残りの2頭が最初に生えていた[140]の草ばかりを食べます。
後半の16日間は、次の図のように最初から生えていた草の残りである[128]をさっきの2頭と新入りの牛が食べ、1日[5]ずつ生える草は引き続き5頭が食べることにします。

最初に生えていた草ばかりを食べる2頭の牛が6日間で食べる草の量は[1]×2×6=[12]と表せます。
そのとき、最初に生えていた草は7日目にまだ[140]-[12]=[128]残っているのですが、そこからの16日間でそれもすべて食べつくされます。

このとき、最初に生えていた草の残りを食べる牛たちは、[128]の量を16日間で食べつくしたので、[128]÷16=8頭いたことが分かります。
ただし、そのうちの2頭は初日からいた牛なので、増やした牛の頭数は8-2=6頭になります。
PR