例えば次のような道で、AからBまで遠回りをせずに何通りの行き方があるのかを数えてみます。
※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!
大まかに言うと、Aから「右」または「下」にちょこまかと進めばBに着きます。「左」とか「上」に進むのは遠回りになるからダメですね。
① Aからまっすぐたてと横に進む行き方は、それぞれ1通りずつしかないので、途中の頂点にはすべて「1」と書きます。
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。
② Aから紫色の点まで進むには、青色とオレンジ色の矢印のように2通りの行き方があるので「2」と書き込みます。
※ 計算で求めるなら、黄色い部分の「1」が紫の地点へ2つ来ているので、1+1=2になります。
③ 次の紫色の点までの行き方を計算で求めると、黄色い「1」と「2」が集まってできているので、1+2=3通りになります。
それとまったく同じ理由で、次の紫色の地点にも「3」と書き込めます。
④ 次の紫色の点には「1」と「3」がやってくるので、1+3=4と書き込めます。
⑤ 次の紫色の点には、黄色い「3」が上と左からやってくるので、3+3=6と書きます。
⑥ 目的地であるBには、上と左から「4」と「6」がやってくるので、4+6=10と書き込めます。
つまり、AからBまで遠回りしないで進む方法は、全部で10通りになります。
【カンタンなまとめ】
① 出発点からまっすぐ右と下に向かって、すべての頂点に「1」と書く。
② 上と左からやってくる数をたし算して、その答えを頂点に書き込んでいく。
③ ゴール地点へじわじわと近づいていく。
その2は
コチラからどうぞ。
PR