下の表は、食品A、B、Cのそれぞれ100g中に含まれるたんぱく質の量を示したものです。これらの食品A、B、Cを合わせて400g使って料理を作ります。このとき、次の問いに答えなさい。
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(1)
Aを80g、Bを150g、Cを170g使って料理を作るとき、たんぱく質は何g含まれますか。
(2)
Aを140g使って料理を作ります。この料理の中にたんぱく質がちょうど47g含まれるようにするには、B、Cをそれぞれ何g使えばよいですか。
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(1)
たとえばA100gにはたんぱく質が5g含まれているので、A80gに含まれるたんぱく質の重さを□gとおくと、100g:5g=80g:□gと表せます。
この比を解くと5×80÷100=4gになるので、A80gに含まれるたんぱく質の重さは4gだと分かります。
これと同じ感じでBとCもサクサクと解いていくと・・・
B150gに含まれるたんぱく質の重さを△gとおくと、100g:12g=150g:△gという比がおけるので、△は12×150÷100=18gになります。
C170gに含まれるたんぱく質の重さを○gとおくと、100g:20g=170g:○gという比がおけるので、○は20×170÷100=34gになります。
以上から、たんぱく質の合計は4+18+34=56gになります。
(2)
まずはさっきと同じように、A140gに含まれるたんぱく質の重さから求めてみます。
A140gに含まれるたんぱく質の重さを□gとおくと、100g:5g=140g:□gという比がおけるので、□は5×140÷100=7gになります。
つまり、たんぱく質の合計を47gにするためには、BとCで合わせて47-7=40gのたんぱく質が含まれるように混ぜればOKです。
また、料理全体の重さは400gなので(問題文に書いてあります)、BとCで合わせて400-140=260g使うことも分かります。
2種類の合計(260g)と混ぜるたんぱく質の割合(40g)が分かっているので、ここからはつるかめ算を利用してBとCの重さを求めていきます。
【Bの重さから先に求める場合のつるかめ算】
まずはBとC1gに含まれるたんぱく質の重さから求めておきます。
B100gには12gのたんぱく質が含まれているので、B1gに含まれるたんぱく質の重さは12÷100=0.12gになります。
同じようにC1gに含まれるたんぱく質の重さを求めてみると、20÷100=0.2gになります。
Bの重さから先に求めたい場合は、「260gが全部Cだったら」と仮定するところからつるかめ算をスタートします。
260gが全部Cの場合、そこに含まれるたんぱく質の量は0.2×260=52gになります。
実際のたんぱく質の量は40gなので、つるかめ算の公式を使ってBの重さを求めてみると、(52-40)÷(0.2-0.12)=150gになります。
BとCは合わせて260gなので、Cの重さは260-150=110gです。
【Cの重さから先に求める場合のつるかめ算】
B1gに含まれるたんぱく質の重さは0.12g、C1gに含まれるたんぱく質の重さは0.2gです。
Cの重さから先に求めたい場合は、「260gが全部Bだったら」と仮定してつるかめ算を始めます。
260gが全部Bの場合、そこに含まれるたんぱく質の量は0.12×260=31.2gになります。
実際のたんぱく質の量は40gなので、つるかめ算の公式を使ってCの重さを求めてみると、(40-31.2)÷(0.2-0.12)=110gになります。
BとCは合わせて260gなので、Bの重さは260-110=150gです。
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