09/24
Sat
2011
(1)
まずは7点以上を取った人が、それぞれA~Dのどの種目をできたのか確認してみると、
・12点→A、B、C、Dのすべてできた
・11点→11=5+4+2なので、A、B、Cの3種目できた
・10点→10=5+4+1なので、A、B、Dの3種目できた
・9点→9=5+4なので、AとBの2種目できた
・8点→8=5+2+1なので、A、C、Dの3種目できた
・7点→7=5+2または4+2+1なので、「AとCの2種目できた」または「B、C、Dの3種目できた」のどちらか
となります(次の図参照)。
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。
つまり、種目Cのできなかった人は上の表の「10点」と「9点」の2か所にいるので、その人数の合計は18+26=44人になります。
(2)
問題文に「1種目しかできなかった人は38人」とあるので、その38人が表のどこにいるのかを確認してみると、
・Aだけできた→表の「5点」のところ
・Bだけできた→表の「4点」のところ
・Cだけできた→表の「2点」のところ
・Dだけできた→表の「1点」のところ
となりますが、5=4+1でもあるので、次の表の「5点」のところにいる19人の中には、「Aだけできたから5点」と「BとDの2種類ができたから5点」の人たちが混ざっています。
Bだけ、Cだけ、Dだけができた人数の合計は12+9+5=26人、1種目しかできなかった人数の合計は38人なので、この問題で求めたい「Aだけができた人」は38-26=12人です。
また、ついでに「BとDの2種目ができた人数」を求めておくと、19-12=7人になります。
(3)
これまでの問題で「12~7点」と「5~1点」の人がそれぞれどの種目をできたのかは確認済みなので、あとは6点取った人がどの種目をできたのかも確かめておくと、6=5+1または4+2なので、「AとDの2種目できた」または「BとCの2種目できた」のどちらかであることが分かります。
また、さっきの問題で5点を取った19人は「Aだけできた=12人」と「BとDができた=7人」に分けられることが分かったので、あとは次の表の「7点を取った34人」と「6点を取った35人」の中身をうまく分類できればなんとなくいけそうです。
問題文に「種目Cのできた人は95人でした」とあるので、上の表でCができた人の人数(ただし6点以外)を足してみると、10+7+23+34+9=83人になります。
つまり、上の表で6点だった35人のうち、「BとCの2種目できた人」は95-83=12人、そして「AとDの2種目できた人」は35-12=23人であることが分かります。
問題文にある条件の中で、「種目Aのできた人数と種目Bのできた人数の比は4:3」がまだ使われてないので、次のベン図のように「種目AとBができたかどうか」だけにこだわって200人を分類すると、
・図のアイウエ→生徒全体にあたる200人
・図のエ→9+5+2=16人(2点、1点、0点の人)
・図のイ→10+7+18+26=61人(12点、11点、10点、9点の人)
となるので、図のアイウにあてはまる人数は200-16=184人、そして「アイ」と「イウ」の合計は184+61=245人となることが分かります。
上のベン図で「種目Aのできた人」はアイ、「種目Bのできた人」はイウであり、その人数比が4:3なので、「アイ」と「イウ」の合計である245人を4:3に比例配分してみると、
・種目Aのできた人→245×7分の4=140人
・種目Bのできた人→245×7分の3=105人
となります(答えを求めるのに必要なのは、種目Aができた140人だけ)。
ベン図のアイが140人、イが61なので、アにあてはまる人数(種目Aだけができた人)は140-61=79人です。
種目AとBのうち、Aだけができた人は「8点、7点、6点、5点」の中に含まれているので、次の図のようにその4か所だけを取り上げてみると、
・8点だった23人
・7点だった人のうち、AとCの2種目ができた□人
・6点だった人のうち、AとDの2種目ができた23人
・5点だった人のうち、Aだけができた12人
の合計が79人となることが分かります。
以上から、この問題で求めたい「種目AとCの2種目だけできた人」の数は、79-(23+23+12)=21人になります。
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