次の図のように、あるきまりにしたがって数が並んでいます。
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(1) はじめから数えて、31番目の数はいくつですか。
(2) はじめから20番目までの数の和はいくつですか。
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(1)
この数列を約分する前の状態に戻すと次の図のようになるので、
・分母には2から小さい順に偶数があてはまる。
・分母2の分数が2個、分母4の分数が4個、分母6の分数が6個、・・・のように、分母□の分数は□個ある。
というきまりで分数を並べ、その中で約分できるものは約分したことが分かります。
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2+4+6+8+10=30なので、分母が10の分数を10個並べた時点で、はじめから数えて30個の分数が並んでいます。
つまり、31個目には分母12の分数の中で最小のものが来るので、答えは12分の1になります。
(2)
2+4+6+8=20個なので、分母が2、4、6、8の分数をすべて足せば20番目までの合計が求められます。
そこで、分母が2、4、6、8の分数の合計をそれぞれ求めてみると、
・分母2→分子の合計は1+2=3なので、2分の3=1.5
・分母4→分子の合計は1+2+3+4=10なので、4分の10=2.5
・分母6→分子の合計は1+2+3+4+5+6=21なので、6分の21=3.5
・分母8→分子の合計は1+2+3+4+5+6+7+8=36なので、8分の36=4.5
となることから、20番目までの合計は1.5+2.5+3.5+4.5=12になります。
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