図1のように、直方体の形をした水そうの底に直方体のおもりを置きました。この水そうに一定の割合で水を入れます。図2のグラフは水を入れ始めてからの時間と水面の高さの関係を表したものです。ただし、立方体は水に浮かないものとします。このとき、次の問いに答えなさい。
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(1) 水そうに毎分何㎤の水を入れていますか。
(2) 水を入れ始めてから16分後の水面の高さは何㎝ですか。
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(1)
水を入れ始めてから6分後に水面の高さの増え方が変わるので、ちょうどそのときに水面が立方体のてっぺんまで来たことが分かります。
6分後の水そうを次の図のように真正面から見たとき、水面の高さである8㎝が立方体(図のイ)の一辺の長さになっています。
また、図の水色の部分であるアとウが6分間に入った水の量を表しています。
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上の図のアイウを合わせた体積は25×16×8=3200㎤、立方体イの体積は8×8×8=324㎤なので、6分間に入った水の量であるアとウの体積は3200-512=2688㎤になります。
以上から、この水そうには2688÷6=毎分448㎤の水が入っています。
(2)
グラフの6分から16分までの10分間に入る水の量は、448×10=4480㎤になります。
次の図のように、その水は立方体よりも上の部分にたまるので、まずはその深さを求めてみます。
上の図の緑色の部分の底面積は25×16=400㎠、体積は4480㎤なので、その高さ(図の□㎝)は4480÷400=11.2㎝になります。
求めたいのは最初の6分間に入れた8㎝分も含めた水面の高さなので、答えは8+11.2=19.2㎝になります。
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