11/05
Sat
2011
(1)
グラフから、レンガの面Bを底にして水そうに入れると、水を注ぎ始めてから52分後は水面の高さが40㎝になっていることが分かります。
また、グラフの線は52分以降も折れ曲がらずにまっすぐなので、52分の時点では、次の図のように水面の高さがまだレンガを超えていないことも読み取れます。
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水そうの深さ40㎝分の容積は50×50×40=100000㎤、そして52分間で容器に注がれる水の量は1000×52=52000㎤なので、面Bを底面にしたレンガの高さ40㎝分の体積は、100000-52000=48000㎤になります。
面Bを底面にしたレンガの高さ40㎝分の体積を求める式は「Bの面積×40=48000㎤」と表せるので、面Bの面積は48000÷40=1200㎠になります。
(2)
グラフから、レンガの面Aを底にして水そうに入れると、水を注ぎ始めてから21分後は水面の高さが30㎝になっていることが分かります。
また、グラフの線は21分から折れ曲がっているので、21分の時点で、次の図のように水面の高さとレンガの高さが等しくなっていることも読み取れます。
上の図で水面の高さを36㎝にするには、水面の高さがあと36-30=6㎝上がればOKであり、それに必要な水の量は50×50×6=15000㎤です。
15000㎤の水を追加するのにかかる時間は15000÷1000=15分なので、面Aを底にしたとき、水面の高さが36㎝になるまでにかかる時間は21+15=36分になります。
また、上の図で21分間に水そうへ入った水の量は1000×21=21000㎤、そして水そうの深さ30㎝分の容積は50×50×30=75000㎤なので、このレンガの体積は75000-21000=54000㎤です。
次の図のように、このレンガは面Aを底面としたときの高さが30㎝であり、レンガの体積が54000㎤なので、Aの面積は54000÷30=1800㎠です。
また、Bの面積は1200㎠であることもすでに分かっているので、Bの横の長さは1200÷30=40㎝です。
つまり、このレンガは面Cを底面とすると高さが40㎝で体積が54000㎤なので、Cの面積は54000÷40=1350㎠になります。
レンガの面Cを底にして水そうに入れ、水の深さが36㎝になるまで水を注いだとき、40-36=4㎝分のレンガは、次の図のように水面よりも上に出ています。
水そうの深さ36㎝分の容積は50×50×36=90000㎤、面Cを底面としたレンガの高さ36㎝分の体積は1350×36=48600㎤なので、この図で水そうに注いだ水の量は90000-48600=41400㎤です。
水そうへ41400㎤の水を注ぐのにかかる時間は41400÷1000=41.4分=41分24秒、そして面Aを底にしたとき、水面の高さが36㎝になるまでにかかる時間は36分です。
したがって、水面の高さが36㎝になるまでにかかる時間は、面Cが下のときよりも面Aが下のときの方が41分24秒-36分=5分24秒早くなります。
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