A君、B君、C君、D君、E君の5人はビー玉を持っています。A君とB君のビー玉の合計は288個で、A君とC君のビー玉の合計は216個です。B君とC君のビー玉の合計は、D君とE君のビー玉の合計と等しく、240個です。また、A君とC君のビー玉の個数の差はD君とE君のビー玉の個数の差と等しく、D君のビー玉の個数は5人の中で少ない方から数えて2番目です。次の問いに答えなさい。
(1) A君、B君、C君の3人のビー玉の合計は何個ですか。
(2) D君はビー玉を何個持っていますか。
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(1)
A君とB君のビー玉の合計は288個、A君とC君のビー玉の合計は216個なので、B君のビー玉はC君よりも288-216=72個多いです。
また、B君とC君のビー玉の合計は240個なので、この2人のビー玉の数を線分図に表すと次のようになります。
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上の図から、B君のビー玉の数は(240+72)÷2=156個、そしてC君のビー玉の数は156-72=84個になります。
また、A君とB君のビー玉の合計は288個なので、A君のビー玉の数は288-156=132個です。
したがって、A君、B君、C君の3人のビー玉の合計は132+156+84=372個になります。
【補足】
B君のビー玉の数が156個と分かった時点で、3人のビー玉の数はB+AC=156+216=372個と計算すればサクッと求められます。
ただ、結局は次の問題で3人それぞれのビー玉の数が必要になるので、この問題の時点で求めておきました。
(2)
A君とC君のビー玉の数の差は132-84=48個なので、D君とE君のビー玉の数の差もそれと同じく48個です。
※ ただし、DとEのどちらが多いのかは分かっていません。
また、D君とE君のビー玉の合計は240個なので、この2人のビー玉の数を線分図に表すと次のようになります。
上の図から、DとEのうち少ない方のビー玉の数は(240-48)÷2=96個です。
また、さっきの問題でAは132個、Bは156個、Cは84個であることが分かっているので、96個がDならば「Dは5人の中で少ない方から数えて2番目」という条件にピッタリあてはまります。
したがって、D君のビー玉の数は96個になります。
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