下の図のように、辺ABの長さが8㎝で、辺BCの長さが4㎝の長方形ABCDが、辺BCが直線Lと重なるようにあります。長方形ABCDを、直線Lの上で頂点Cを動かさないように右に90度回転させました。次の( )にあてはまる数を答えなさい。ただし、円周率は3.14とします。
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(1) 対角線ACを1辺とする正方形をかくと、その面積は( )㎠になります。
(2) 図の色のついた部分の面積は( )㎠です。
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(1)
次の図のように、実際に対角線ACを一辺とする正方形をかいてみると、その中身は青色の三角形が4つと緑色の正方形が1つでできていることが分かります。
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水色の三角形1つの面積は4×8÷2=16㎠なので、4つ分の面積は16×4=64㎠になります。
また、緑色の正方形の一辺の長さは8-4=4㎝なので、正方形の面積は4×4=16㎠です。
以上から、辺ACを一辺とする正方形の面積は64+16=80㎠になります。
(2)
下の図のおうぎ形ACEの面積から直角三角形イとウの面積を引けば、アの面積だけが残ります。
青い直角三角形1つ分の面積は16㎠なので、イとウの面積の合計は16×2=32㎠です。
また、辺ACと辺CEの長さを□㎝とおくと、おうぎ形ACEの面積を求める式は□×□×3.14÷4と表せます。
このとき、「□×□」の答えはちょうど辺ACを一辺とする正方形ACEFの面積と等しいので、次の図のように「□×□」の部分を80に置き換えることができます。
※ 辺ACを一辺とする正方形の面積は、さっきの問題で求めました。
つまり、おうぎ形ACEの面積は80×3.14÷4=20×3.14=62.8㎠だと分かります。
したがって、求めるアの面積は62.8-32=30.8㎠になります。
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