09/05
Mon
2011
(1)
次の図のように、板Xを時計回りに少しだけ(正確には30度)回転させると、糸の端が点Bにくっついて三角形OABができます。
この三角形は、角AOBが60度で辺OAとOBがどちらも3㎝なので正三角形であり、辺ABの長さも3㎝になります。
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。
板Xをさらに右へ回すと、次の図のように糸が点Bから点Cまで巻きつきます。
そのときの青い曲線の長さは、半径3㎝で中心角120度のおうぎ形OBCの弧の長さを計算すれば求められるので、3×2×3.14×360分の120=6.28㎝になります。
つまり次の図のように、板Xを1回転させたときに巻きつく糸の長さは、「長さ3㎝の赤い直線が2本」と「長さ6.28㎝の青い曲線が2本」に分けられるので、糸の長さの合計は(3+6.28)×2=18.56㎝になります。
(2)
さっきの問題で、板Xを1回転したときに巻きつく糸の長さは18.56㎝であることが分かったので、その長さで糸全体の長さである93㎝を割ってみると、93÷18.56=5余り0.2となります。
つまり、おもりPが板Xに着くのは6回転目の途中なので、板Xはそれまでに5回転しました。
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