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Mon
2011
(1)
点Pは頂点BからAまで「B→C→D→E→F→A」の順に進むので、グラフの折れ曲がっているポイントへBからAまで順に書き込んでみると次の図のようになります。
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。
上のグラフから、点PはBC間を9秒、CDとDE間を合わせて15-9=6秒、EF間を27-15=12秒、FA間を32-27=5秒かけて進むことが分かります。
また、次の図の辺DEとFAの長さの合計は辺BCの長さと等しいので、点Pが辺DEとFAを進むのにかかる時間の合計は、辺BCを進むのにかかる時間と同じく9秒です。
つまり、点Pが上の図のDE間を進むのにかかる時間は9-5=4秒なので、CD間を進むのに6-4=2秒かかることも分かります。
グラフのアには、点Pが頂点Bを出発してから頂点Dへ到着するまでにかかる時間があてはまるので、答えは9+2=11(秒)になります。
(2)
グラフから、三角形PABの面積が最大になるのは、点Pが頂点CからDの間を移動しているときであり、次の図のように点Pが頂点Cまで来たとき、三角形PABの面積は252㎠になっています。
上の図で、点Pが頂点BからCまで進むのにかかる時間は9秒、そして辺ABの長さはFEとDCの長さの合計と等しいので、もし点Pが辺AB上を進んだら12+2=14秒かかります。
つまり、上の図の辺ABとBCの長さの比は14秒:9秒=14:9と表せるので、その比を使って三角形PABの面積を求めてみると、14×9÷2=63となります。
実際の三角形PABの面積である252㎠は、比で求めた面積である63の252÷63=4倍であり、4=2×2なので、次の図のように辺ABの長さを14×2=28㎝、そして辺BCの長さを9×2=18㎝にすれば、三角形PABの面積が28×18÷2=252㎠になってピッタリです。
つまり上の図のように、辺BCの長さは18㎝であり、点PはBC間を9秒で進むことも分かっているので、点Pの進む速さは18÷9=毎秒2㎝になります。
(3)
グラフのイには、点PがEF間を進んでいるときの三角形PABの面積があてはまります。
次の図のように、点Pが頂点Fまで来たとき、三角形PABの底辺はAB、高さはFAになります。
グラフから、点PはFA間を5秒で進むことが読み取れ、しかもさっきの問題で点Pの進む速さは毎秒2㎝であることも分かったので、辺FAの長さは2×5=10㎝です。
したがって、グラフのイには28×10÷2=140(㎠)があてはまります。
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