次の図1は、半径4㎝の固定された大円の内側に、半径1㎝の小円板が1点でくっついている図です。この小円板を、大円の内側に沿ってすべらないように転がします。転がし方は、図1の位置を出発し、反時計回りに図2、図3の位置を順に経由して図4の位置に至るまでとします。図1から図4における小円板の位置は、大円を時計に見立てたときの短針の位置で、順に3時、12時、7時半、3時とします。また、小円板には直径の1つに矢印がかかれており、出発時は図1のように水平に左を向いています。ただし、図2から図4ではこの矢印を省略してあります。このとき、次の問いに答えなさい。ただし、円周率は3.14とします。
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(1)
図1から図2に行くまでに、小円板が転がった大円の円周上の道のりを答えなさい。
(2)
図2、図3、図4における小円板の矢印の向きを、図の小円板の上に書き込みなさい。
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(1)
小さい円が図1の「3時」の位置から図2の「12時」の位置まで反時計回りに動くとき、小さい円は次の図のように大きい円の円周の4分の1だけ進みます。
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つまり、求める道のりは半径4㎝の円の円周の4分の1にあたる長さなので、答えは4×2×3.14×(4分の1)=6.28㎝になります。
(2)
大きい円の半径は小さい円の半径の4÷1=4倍なので、円周の関係も4倍になっています。
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