11/12
Sat
2011
(1)
次の図のように、半径3㎝の円が多角形の内部をAの位置から時計回りに1周するとき、円の中心が通った線は「青色の直線が6本」と「オレンジ色の曲線が1本」に分けられます。
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。
上の図の青い直線6本の長さをそれぞれ求めてみると、
・直線AB→22-3×2=16㎝
・直線BC→12-3×2=6㎝
・直線CD→円の半径と等しいので3㎝
・直線EF→円の半径と等しいので3㎝
・直線FG→16-3×2=10㎝
・直線GA→18-3×2=12㎝
となるので、青い直線6本の長さの合計は16+6+3+3+10+12=50㎝になります。
また、オレンジ色の曲線DEは半径3㎝で中心角90度のおうぎ形の弧なので、その長さは3×2×3.14÷4=4.71㎝です。
したがって、円の中心が動いてできた線の長さは50+4.71=54.71㎝になります。
(2)
次の図のように、直径6㎝の円が多角形の内部を左上から時計回りに1周するとき、円が通らなかった場所は「青色の部分が1か所」と「緑色の部分が5か所」に分けられます。
※ 円が通過したのは黄色い部分。
上の図の青い部分の面積は、縦が18-6×2=6㎝、横が22-6×2=10㎝の長方形の面積から、半径6㎝で中心角90度のおうぎ形の面積を引けば求められます。
縦6㎝、横10㎝の長方形の面積は6×10=60㎠、半径6㎝で中心角90度のおうぎ形の面積は6×6×3.14÷4=28.26㎠なので、青い部分の面積は60-28.26=31.74㎠になります。
また、上の図の緑色の部分4か所の面積は、次の図のように1辺6㎝の正方形の面積から半径3㎝の円の面積を引けば求められます。
つまり、緑色の部分4か所の面積は6×6-3×3×3.14=7.74㎠なので、緑色の部分5か所の面積は7.74×4分の5=9.675㎠になります。
以上から、多角形の内部で円が通らなかった部分の面積は31.74+9.675=41.415㎠になります。
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