ある中学校の1年生を男子6人で1班、女子8人で1班に分けると、男女で班の数が同じになり、1人も余りませんでした。また、男子7人で1班、女子9人で1班に分けると、男女で班の数が同じになり、男子は1人も余らず、女子は4人余りました。
(1) 男子と女子の人数をそれぞれ求めなさい。
(2) 男子と女子で1班の人数を同じにしたところ、女子の班の数が男子の班の数より2班多くなり、1人も余りませんでした。このとき、1班の人数は何人ですか。
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(1)
男子6人と女子8人の班を1班ずつ解散し、そのメンバーを1人ずつ他の班へ移すと、次の図のように男子7人の班と女子9人の班がそれぞれ6班ずつでき、女子が2人余ります。
(画像はすべて、クリックすると拡大します)
上の図のような作業を1回行うごとに女子は2人ずつ余るのですが、実際には女子が4人余ったので、この作業を4÷2=2回行ったことが分かります。
そのとき、男子7人の班と女子9人の班がそれぞれ6×2=12班ずつでき、女子は4人余っています。
したがって、男子の人数は7×12=84人、女子の人数は9×12+4=112人になります。
(2)
男子84人と女子112人を同じ人数ずつ区切って班を作っていくと、次の図のように女子の方が2班多くできます。
この2班は男子と女子の人数差である112-84=28人で作ったものなので、1つの班の人数は28÷2=14人になります。
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