次の図のように、平行四辺形ABCDを対角線ACで折ったところ、重なった部分の面積がもとの平行四辺形の12分の5になりました。EFの長さは何㎝ですか。
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次の図の三角形ACDは平行四辺形ABCDを対角線ACで区切ってできたものなので、平行四辺形ABCDの面積を1とおくと、三角形ACDの面積は2分の1となります。
また、三角形ACDを対角線ACで折ってできるのが三角形ACFなので、
・三角形ACFの面積もACDと同じく2分の1と表せる
・辺AFの長さはADと同じく10㎝である
ことが分かります。
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次の図の三角形ACFの面積は平行四辺形の2分の1、そして折ったら重なった部分である三角形AECの面積は平行四辺形の12分の5なので、三角形CFEの面積は平行四辺形の2分の1-12分の5=12分の1にあたります。
したがって、三角形AECとCFEの面積比は12分の5:12分の1=5:1になります。
三角形AECの底辺をAE、三角形CFEの底辺をEFとおくと、この2つの三角形の図のように高さが等しくなるので、この2つの三角形の面積比は底辺の長さの比と等しいです。
三角形AECとCFEの面積比は5:1なので、下の図の辺AEとEFの長さの比も5:1になります。
上の図の辺EFの長さは、辺AFの長さである10㎝を5:1に比例配分すれば求められるので、答えは10×6分の1=3分の5㎝になります。
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