10/28
Fri
2011
(1)
次の図の三角形DAFの内部は、面積が等しい4つの三角形に分かれているので、三角形CAFとDCFの面積比は3:1と表せます。
また、三角形CAFの底辺をAC、三角形DCFの底辺をCDとすると、この2つの三角形は高さが等しいので、底辺ACとCDの長さの比は、面積比と同じく3:1になります。
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次の図の三角形BAEの底辺をAB、三角形CBEの底辺をBCとすると、この2つの三角形は面積も高さも等しいので、底辺ABとBCの長さも同じです。
さっき、辺CDの長さを比の1とおくと、辺ACの長さは比の3と表せることが分かったので、辺ABとBCの長さはどちらも比の3÷2=1.5と表せます。
つまり、辺ABとBCの長さはどちらも比の1.5、そして辺CDの長さは比の1と表せるので、辺ABとBCとCDの長さの比は、1.5:1.5:1=3:3:2になります。
(2)
次の図のように、正方形の内部には「長方形ア」と「三角形イ~サ」があり、それらによって正方形の面積は11等分されています。
この図の青い長方形アと黄色い長方形イウ(三角形2個分)はたての長さが等しく、面積比が1:2なので、横の長さも面積比と同じく1:2と表せます。
また、その比を使って正方形の1辺の長さを表すと、1+2=3となります。
次の図の緑色の長方形エオカキクケコサ(三角形8個分)と青い長方形アイウ(三角形3個分)は、横の長さが等しく、面積比が8:3なので、たての長さも面積比と同じく8:3と表せます。
また、その比を使って正方形の1辺の長さを表すと、8+3=11となります。
正方形の1辺の長さは縦も横も同じはずなのに、1辺の長さが一方の比(1:2)では3、もう一方の比(8:3)では11となってしまったので、その2つの比の合計を3と11の最小公倍数である33にそろえてみると、
・「1:2」を11倍→11:22
・「8:3」を3倍→24:9
となるので、次の図のように、長方形アのたての長さは比の9、横の長さは比の11と表せることが分かります。
長方形アの周りの長さは40㎝なので、たてと横の長さの合計は40÷2=20㎝です。
上の図を見れば分かるように、長方形アはたての長さの比が9、横の長さの比が11なので、比の9+11=20が20㎝にあたります。
つまり、比の1は20÷20=1㎝なので、正方形の1辺の長さ(比の33)は1×33=33㎝、そして正方形の面積は33×33=1089㎠になります。
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