08/18
Thu
2011
(1)
次の図の三角形PABとPBCは、底辺をどちらもBPとすると高さの比がAE:EC=3:2なので、面積比もPAB:PBC=3:2と表せます。
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。
次の図の三角形PABとPCAは、底辺をどちらもAPとすると高さの比がBD:DC=2:5なので、面積比もPAB:PCA=2:5と表せます。
「PAB:PBC=3:2」と「PAB:PCA=2:5」を次のような連比の図に表し、PABの比を2と3の最小公倍数である6にそろえてみると、
・PAB:PBC→3:2を2倍して6:4
・PAB:PCA→2:5を3倍して6:15
となるので、三角形PABとPBCとPCAの面積比は6:4:15となります。
(2)
さっきの問題で、三角形PABとPBCとPCAの面積比は6:4:15となることが分かったので、次の図の三角形ABCの面積は比の6+4+15=25と表せます。
次の図の辺BQとACは平行なので、三角形DBQとDCAは8の字相似であり、対応する辺の長さの比はどの組み合わせも等しくなります。
この図の辺BDとDCの長さの比は2:5なので、辺DQとADの長さの比も2:5になります。
次の図の三角形ABCとQBCは、底辺をどちらもBCとすると、高さの比がAD:DQ=5:2なので、面積比もABC:QBC=5:2と表せます。
※ つまり、三角形ABCの面積はQBCの5÷2=2.5倍。
また、三角形ABCの面積は比の25と表せることをさっき確認したので、QBCの面積は比の25÷2.5=10となります。
四角形PBQCは、次の図のように三角形PBCとQBCに分けることができます。
また、三角形PBCの面積は比の4、QBCの面積は比の10と表せるので、四角形PBQCの面積は比の4+10=14となります。
つまり、三角形ABCの面積は比の25、四角形PBQCの面積は比の14と表せるので、答えは25:14になります。
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