渋渋小で夏休みにキャンプに出かけました。参加予定者は男子が女子より2人多く、4年生と5年生と6年生の人数比は1:2:2でした。キャンプ当日になり、4年生の参加者数の男女が各4人ずつ増えて、6年生の男女が各2人ずつ欠席したので、5年生と6年生の比は6:5になり、男子の参加者は3学年とも同じになりました。
このとき、5年生の女子の参加者は( )人です。
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問題文から次の3つのことが読み取れます。
① 予定では、5年生と6年生の参加者数は同じだった。
② 6年生の参加者数は予定より2×2=4人減ったが、5年生の参加者数は予定通りだった。
③ 実際の参加者数の比が5年生:6年生=6:5になったのは、6年生が4人減ったせい。
ここで5年生と6年生の参加者数を次のような線分図に表してみると、実際の参加者数の比の⑥-⑤=①が、当日欠席した6年生の4人にあたることが分かります。
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5年生の参加者数(予定・実際どちらも同じ)は比の⑥にあたるので、4×⑥=24人です。
また、予定の参加者数の比は4年生:5年生:6年生=1:2:2なので、5年生と6年生の予定の参加者数はどちらも24人、そして4年生の予定の参加者数は24÷2=12人であることも分かります。
つまり、この3学年の予定の参加者数は全部で12+24+24=60人なのですが、男子の合計は女子の合計よりも2人多いことから、次のような線分図に表すことができます。
上の線分図から、男子の合計人数は(60+2)÷2=31人だと分かります。
また、当日は4年生の男子が4人増え、6年生の男子は2人減ったので、実際の合計は31+4-2=33人になりましたが、当日は男子の参加者が3学年とも同じだったので、実際に参加した5年生の男子は33÷3=11人になります。
当日参加した5年生は24人、そのうち男子は11人なので、女子の参加者は24-11=13人になります。
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