10/13
Thu
2011
(1)
5%の食塩水は最初に200gあったのですが、「食塩水の一部を捨てる→水を加える」という作業の後も食塩水の重さは結局200gのままなので、「捨てた食塩水の重さ」と「加えた水の重さ」は同じだったことが分かります。
また、作業後の食塩水の濃さは最初の2分の1にあたる5÷2=2.5%になったので、
・一部を捨てた後に残った濃さ5%の食塩水□g
・加えた水、つまり濃さ0%の食塩水△g
の2種類を混ぜたら、2.5%の食塩水が200gできたよー、という様子を次のような天びん図に表してみます。
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。
上の図の左のうでの長さは2.5-0=2.5%、右のうでの長さは5-2.5=2.5%なので、左右のうでの長さの比は2.5%:2.5%=1:1です。
つまり、左右の重さの比も1:1なので、できた食塩水の重さの合計である200gを半分ずつに分ければ、上の図の□gと△gにあたる重さが分かります。
したがって、「加えた水の重さ(上の図の△g)」は200÷2=100gであり、「捨てた食塩水の重さ」も「加えた水の重さ」と等しいので100gになります。
(2)
5%の食塩水は最初に200gあったのですが、「食塩水の一部を捨てる→塩を加える」という作業の後も食塩水の重さは結局200gのままなので、「捨てた食塩水の重さ」と「加えた塩の重さ」は同じだったことが分かります。
また、作業後の食塩水の濃さは最初の2倍にあたる5×2=10%になったので、
・一部を捨てた後に残った濃さ5%の食塩水□g
・加えた塩、つまり濃さ100%の食塩水△g
の2種類を混ぜたら、10%の食塩水が200gできましたー、という様子を次のような天びん図に表してみます。
上の図の左のうでの長さは10-5=5%、右のうでの長さは100-10=90%なので、左右のうでの長さの比は5%:90%=1:18です。
また、重さの比はうでの長さの逆比なので、上の図の□gと△gの重さの比は18:1になります。
つまり、できた食塩水の重さの合計である200gを18:1に比例配分すれば、上の図の□gと△gがそれぞれ分かるので、「加えた塩の重さ(上の図の△g)」は、200×19分の1=19分の200gになります。
なお、「捨てた食塩水の重さ」は「加えた塩の重さ」と等しいので、そちらも19分の200gになります。
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