10/14
Fri
2011
(1)
次の図のように、立体の左横にある半円柱アをエの位置にはめ込むと直方体ができます。
また半円柱イとウを合体させるとちょうど円柱が1個できるので、直方体と円柱の体積をそれぞれ求めてから足せば、立体の体積が分かります。
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上の図でアをエの位置へ移動させたときにできる直方体は、たて2㎝、横10㎝、高さ10㎝なので、その体積は2×10×10=200㎤になります。
また、半円柱イとウを合体させてできる円柱は、底面の円の半径が6÷2=3㎝、高さが2㎝なので、その体積は3×3×3.14×2=56.52㎤です。
したがって、この立体の体積は200+56.52=256.52㎤になります。
(2)
次の図のように、立体の左横にある半円柱アをエの位置へ移動させると、この立体を真正面から見たときの面積は、
・1辺10㎝の正方形
・半径3㎝の半円が2つ。つまり円が1個
に分けて求めることができます。
この立体を真正面から見たときの面積(正方形+円1個)は10×10+3×3×3.14=128.26㎠であり、それはこの立体を真後ろから見たときも変わらないはずです。
したがって、この立体を真正面と真後ろから見たときの面積の合計は128.56×2=256.52㎠になります。
この立体を真上から見たときの面積は、次の図のオ・カ・キの3種類に分けられます。
半円の直径は6㎝なので、オとキの横の長さは合わせて10-6=4㎝です。
また、カの横の長さ(直径6㎝の半円の弧)は6×3.14÷2=9.42㎝なので、オ・カ・キの横の長さの合計は4+9.42=13.42㎝になります。
上の図のオ・カ・キはすべてたての長さが2㎝で、横の長さが合わせて13.42㎝なので、その3か所の面積の合計は2×13.42=26.84㎠です。
また、この立体は真上からだけでなく、真下、左側面、右側面から見た面積がすべて26.84㎠なので、それらの面積は合わせて26.84×4=107.36㎠になります。
つまり、この立体を「真正面・真後ろ」から見たときの面積の合計は256.52㎠、そして「真上・真下・左側面・右側面」から見た面積の合計は107.36㎠なので、表面積の合計は256.52+107.36=363.88㎠になります。
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