10/11
Tue
2011
次の図の三角形DEFは1辺の長さが12㎝の正三角形で、点G、H、Iは各辺の中点なので、DEFの内部には、1辺の長さが12÷2=6㎝の正三角形が4個できています。
また、点AはDGの中点、点BはEHの中点、そして点CはHFの中点なので、それらの3つの点はどれも6㎝の辺をさらに半分に分けています。
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。
さっきの展開図を、次の図のように三角形GHIを底面として組み立てると、3点D、E、Fが立体の真上でくっついて、1辺6㎝の三角すいが完成します。
3点A、B、Cはそれぞれ三角すいの辺の真ん中にあり、点AとBを最短距離で結ぶと青い直線、点BとCを結ぶと緑色の直線になります。
また、この図だと点CとAを最短距離で結んだオレンジ色の直線は点Kで折れ曲がって見えますが、最短距離はいつだって直線なので、展開図に戻してみると、このオレンジ色の線も一本の直線になっています。
さっき組み立てて完成した三角すいを、もう一度開いて展開図に戻すと次のようになります。
この図の三角形AEBとCHBは、どちらも1辺の長さが6÷2=3㎝の正三角形なので、青い直線ABと緑色の直線CBはどちらも3㎝です。
また、オレンジ色の直線ACは辺DIの長さと等しいので6㎝になります。
つまり、3点A、B、Cを通るようにひもを巻きつけるには、3㎝の直線が2本と6㎝の直線が1本必要であり、さらに結び目として8㎝必要なので、ひもの長さは最低でも3×2+6+8=20㎝必要になります。
「フェリス」、「麻布」などの学校名を入力して検索すると該当記事の一覧が表示されます。 「該当なし」だったらごめんなさいm(_ _)m