08/16
Tue
2011
(1)
四角すいPABCDは、次の図のように辺DAが4㎝、辺ABが12㎝、そして高さが8㎝です。
「○○すい」の体積は「底面積×高さ÷3」で求められるので、答えは4×12×8÷3=128㎤になります。
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(2)
この直方体を次の図のように右側から見ると、点Pは辺EFの中点なので、三角形PABは辺PA=PBの二等辺三角形です。
また、点Qは辺PAの中点、点Rは辺PBの中点なので、辺PQとPRの長さは辺PAとPBの長さの半分になっています。
つまり、上の図の三角形PQRとPABは相似であり、辺の長さの比は1:2なので、
・辺QRの長さはABの半分にあたる6㎝
・三角形PQRの高さは辺EAの半分にあたる4㎝
となります。
また、上の図のように点Qから左へ直線をのばしたときの辺EAとの交点をS、点Rから右へ直線をのばしたときの辺EAとの交点をTとすると、辺SQとRTの長さはどちらも(12-6)÷2=3㎝になります。
次の図のように、直方体を底面から高さ4㎝のところにあるピンク色の平面STUVで切断し、上半分はゴミ箱にポイすると、残った下半分の体積は4×12×4=192㎤になります。
※ 残った下半分の立体は直方体です。
さらに、残した下半分を次の図のようにピンク色の平面STCDで切断し、右下だけ残すと、残った立体の体積は192÷2=96㎤になります。
※ 残った右下の立体は三角柱です。
さっき残した右下の三角柱から、次の図のように緑色の2か所を切断してゴミ箱にポイすると、この問題で求めたい立体QRABCDだけが残ります。
下の図の緑色の2か所の立体のうち、手前にあるSDAQは三角すいであり、底面を三角形SDAとすると高さは辺SQにあたります。
三角形SDAは辺DAとSAがどちらも4㎝なので面積は4×4÷2=8㎠、そして辺SQの長さが3㎝であることもすでに確認済みなので、三角すいSDAQの体積は8×3÷3=8㎤です。
また、緑色のもう1か所の部分であるTCBRはSDAQと合同な三角すいなので体積は8㎤です。
つまり、立体QRABCDの体積は上の図の切断前の三角柱の体積である96㎤から、合同な緑色の三角すい2個分の体積にあたる8×2=16㎤を引けば求められるので、答えは96-16=80㎤になります。
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