Aさんは2日おきに150円のパンを買っています。Bさんは19000円のパン焼き機を買い、パン焼き機で2日おきに1回パンを作っています。1回にかかる材料費は70円です。
Aさんは2月2日水曜日にパンを買いました。Bさんは2月2日水曜日にパン焼き機を買って、その日からパンを作り始めました。次の問いに答えなさい。
(1)
2月2日からのAさんのかかる費用の合計とBさんのかかる費用の合計を比較したとき、Bさんのかかる費用の方が少なくなるのは、Bさんが何回以上パン焼き機を使ったときですか。
(2)
Bさんがパン焼き機を50回使ったところで、1回の材料費が80円に値上がりしました。
①
2月2日からのAさんのかかる費用の合計とBさんのかかる費用の合計を比較したとき、Bさんのかかる費用の方が少なくなるのは、Bさんが何回以上パン焼き機を使ったときですか。
②
初めてBさんのかかる費用の合計が少なくなる日は何曜日ですか。
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(1)
2月2日の時点では、Aさんのパン代の合計は150円、Bさんのパン代の合計は19000+70=19070円なので、パン代はBさんの方がAさんよりも19070-150=18920円高いです。
その後はAさんのパンが1回あたり150円、Bさんのパン代が1回あたり70円なので、2月5日からは、次の図のように差が150-70=80円ずつ縮まっていきます。
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18920÷80=236余り40なので、2月5日から数えて236+1=237回目に、2人のパン代の合計が逆転します。
2月2日の1回分も含めると、パン代が逆転するのは、Bさんがパン焼き機を1+237=238回使ったときです。
(2)の①
まずは2人の50回分のパン代の合計をそれぞれ求めてみると、
・Aさん→150×50=7500円
・Bさん→19000+70×50=22500円
なので、その時点ではBさんの方が22500-7500=15000円高く払っていることが分かります。
その後はAさんが1回につき150円、Bさんが1回につき80円のパン代を払うので、15000円の差は1回ごとに150-80=70円ずつ縮まっていきます。
15000÷70=214余り20なので、51回目から数えて214+1=215回目のときに、2人のパン代の合計は逆転します。
2月2日からの50回分を含めると、答えは50+215=265回以上になります。
(2)の②
次の図のようにパン代を払う日を「○」、払わない日を「×」で表してみると、2人がパン代を払うのは2日おきなので、2月3日からはずっと「×・×・○」の3日間が続きます。
パン代を払う265回のうち、最初の1回(2月2日)を除いた残りの264回を払い終えるまでにかかる日数は3×264=792日です。
また、2月2日が水曜日なら、2月3日は木曜日なので、2月3日から数えて792日後が何曜日なのかが分かればOKです。
792÷7=113余り1なので、2月3日から「木・金・土・日・月・火・水」を113回繰り返した後、「木」で終わります。
したがって、パン代が逆転する265回目の日は木曜日になります。
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