毎秒21mの速さで走る普通列車が、長さが353mのトンネルにさしかかってから通り抜けるまでに20秒かかりました。また、この普通列車よりも26m長い特急列車が、普通列車を追い越し始めてから追い越し終わるまでに40秒かかります。このとき、特急列車の速さは毎秒( )mです。ただし、普通列車と特急列車はそれぞれ一定の速さで走っています。
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次の図のように、普通列車の先頭は、トンネルの長さである353mと自分の長さである□mを合わせた距離を20秒で進みます。
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普通列車の速さは毎秒21mなので、上の図の赤い矢印の距離は21×20=420m、そして普通列車の長さは420-353=67mになります。
また、特急列車の長さは普通列車よりも26m長いので、67+26=93mであることも分かります。
次の図のように特急列車が普通列車を追い越す40秒間で、特急列車は普通列車よりも67+93=160m多く進みます。
つまり、特急列車は普通列車よりも1秒あたり160÷40=4mずつ多く進むので、特急列車の速さは21+4=毎秒25mになります。
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