三角形DECは、三角形ABCの頂点Cを中心にして、下の図のように70度回転したものです。図の角アの大きさは何度ですか。
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下の図の角ACBは三角形ABCの内角のひとつなので、その大きさは180-(80+40)=60度です。
また、角ACFの大きさは70-60=10度になります。
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次に下の図の三角形ACDに注目してみると、辺BCが辺CEの位置に移動するために70度動いたので、辺ACが辺DCの位置に移動するときもやはり70度回転します。
また、辺ACと辺CDはもともと同じ辺なので長さが等しいことから、下の図の三角形CADは二等辺三角形であることが分かります。
したがって、上の図の角CADと角CDAの大きさは、どちらも(180-70)÷2=55度になります。
求める角アは、下の図を見れば分かるように三角形ACFの外角になっているので、その大きさは角FACと角ACFを足せば求められます。
したがって、角アの大きさは55+10=65度になります。
【補足】
次の図のように三角形FCDに注目して、180-(60+55)=65度と求めるのもOKです。
こちらの方法なら外角の知識を使わずにすむ分だけカンタンですね。
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