14.4㎞離れたA地点からB地点へ川が流れています。太郎君はAからBへ向かって、次郎君はBからAに向かって、それぞれボートで9時に出発しました。9時15分に2人は初めてすれ違い、その後太郎君は9時24分にBへ到着しました。しばらくして、次郎君がAへ到着したと同時に2人ともそれぞれの地点を折り返しました。その後2人はAとBの真ん中で再びすれ違い、同時にA、Bへ到着しました。静水上の太郎君のボート、次郎君のボートはそれぞれ一定の速さで、川の流れる速さもつねに一定とします。このとき、次の問いに答えなさい。
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(1) 2人が初めてすれ違ったのはA地点から何㎞離れていますか。
(2) 次郎君がA地点へ到着するのは何時何分ですか。
(3) 川の流れの速さは分速何mですか。
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(1)
次のグラフを見れば分かるように、太郎君はAからBまでの14.4㎞=14400mを24分間かけて下りました。したがって、太郎君が川を下るときの速さは14400÷24=分速600mです。
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求めたいのは太郎君が15分間で進んだ距離(上のグラフの□㎞)なので、答えは600×15=9000m=9㎞になります。
(2)
次のグラフのように、2人が初めて出会うまでの15分間で、次郎君は14400-9000=5400m進みました。
したがって、次郎君がBからAへ川を上るときの速さは5400÷15=分速360mになります。
次郎君がBからAへ進むのにかかる時間は14400÷360=40分なので、答えは9時40分になります。
(3)
9時40分に出発した2人がAB間の真ん中ですれ違ったということから、太郎君が川を上るときの速さと次郎君が川を下るときの速さは等しいことが分かります。
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