たての長さが2㎝、横の長さが4㎝の長方形のタイルAと、1辺の長さが3㎝の正方形のタイルBがそれぞれ何枚かあります。A、Bすべてのタイルの面積の和は172㎠で、A、Bすべてのタイルの周の長さの和は240㎝です。A、Bはそれぞれ何枚ありますか。
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まずはタイルAとBそれぞれの面積と周りの長さを求めてみると、
・タイルA→面積は2×4=8㎠、周りの長さは(2+4)×2=12㎝
・タイルB→面積は3×3=9㎠、周りの長さは3×4=12㎝
となることから、この2つのタイルは周りの長さがどちらも12㎝であることが分かります(次の図参照)。
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A、Bすべてのタイルの周の長さの和は240㎝なので、この2種類のタイルは合わせて240÷12=20枚あります。
つまり、2種類のタイルの面積と枚数の合計が分かったので、つるかめ算の公式を利用してそれぞれのタイルの枚数を求めることができます。
【タイルAの枚数を求めるつるかめ算】
タイルB1枚の面積は9㎠なので、もし20枚のタイルが全部Bだったら、面積の合計は9×20=180㎠です。
しかし、実際の面積の合計は172㎠なので、つるかめ算の公式を利用してタイルAの枚数を求めると、(180-172)÷(9-8)=8枚になります。
また、タイルBの枚数は20-8=12枚です。
【タイルBの枚数を求めるつるかめ算】
タイルA1枚の面積は8㎠なので、もし20枚のタイルが全部Aだったら、面積の合計は8×20=160㎠です。
しかし、実際の面積の合計は172㎠なので、つるかめ算の公式を利用してタイルBの枚数を求めると、(172-160)÷(9-8)=12枚になります。
また、タイルAの枚数は20-12=8枚です。
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