忍者ブログ

気まぐれ解説カフェ(仮)

中学受験算数の入試問題を今日もゆるゆる解説中。算数プリントの無料ダウンロードは右横カテゴリ「プリントの無料ダウンロード」からどうぞ。

11/22

Fri

2024

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

03/23

Wed

2011

鴎友学園2011【2】 ☆平均・天びん図を利用して人数を求める☆


A小学校の6年生は96人で、テストの平均点は76点でした。B小学校とC小学校の6年生の人数の比は9:7で、2校のテストの平均点は87点でした。A、B、Cの3校のテストの平均点は84点でした。B小学校の6年生の人数を求めなさい。
 
 
※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!


テストの平均点を食塩水の濃度、6年生の人数を食塩水の重さにおきかえると、天びん図を利用して問題を解くことができます。
 
「平均76点のA小学校の生徒96人」「平均87点のB小学校とC小学校の生徒□人」を混ぜ合わせると、全体の平均点が84点になるので、次の図のように
 
・天びん図の左側→平均点の低いA小学校の平均点と人数
・天びん図の右側→平均点の高いB小学校とC小学校の平均点と人数
 
を書きこみます。
 
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。

ouyu201.png




上の図の左のうでの長さは84-76=8点、右のうでの長さは87-84=3点なので、うでの長さの比は左:右=8:3です。
 
また、うでの長さの逆比が人数の比にあたるので、「A小学校」と「B小学校+C小学校」の人数の比は3:8となります。
 
つまり、A小学校の6年生である96人が比の③にあたるので、比の①は96÷③=32人、そしてB小学校とC小学校の6年生の合計である比の⑧は32×⑧=256人であることが分かります。
 
次の図のように、B小学校とC小学校の6年生の人数比は9:7なので、比の9+7=16が256人にあたります。

ouyu202.png









つまり、256人を9:7に比例配分すればB小学校とC小学校それぞれの6年生の人数が求められるので、B小学校の6年生の人数は256×16分の9=144人になります。
 
【補足】
 
今回は天びん図を利用して「B小学校+C小学校」の6年生の人数を求めましたが、普通は次の図のような面積図を使って解くのかなー、とも思ったりします。
 
※ たての長さが点数、横の長さが人数を表しています。

ouyu203.png








上の図のイがアの部分に流れ込んだ結果、3つの学校の平均点が84点になるので、アとイの面積は同じです。
 
つまり、「アの横の長さ×8」と「イの横の長さ×3」の答えが等しいので、アとイの横の長さ(AとBCの人数)の比は3:8となります。


PR

Comment

お名前
タイトル
E-MAIL
URL
コメント
パスワード

学校名で検索!

「フェリス」、「麻布」などの学校名を入力して検索すると該当記事の一覧が表示されます。 「該当なし」だったらごめんなさいm(_ _)m

最新記事

(12/18)
(12/17)
(12/16)
(12/15)
(12/14)
(12/13)
(12/12)
(12/11)
(12/10)
(12/09)
(12/08)
(12/07)
(12/06)
(12/05)
(12/04)
(12/03)
(12/02)
(12/01)
(11/30)
(11/29)

最新コメント

[11/07 ゆんたく]
[11/07 娘のママ]
[08/18 ゆんたく]
[08/18 NONAME]
[05/17 ゆんたく]
[05/16 グレートマジンガーZ]
[01/15 ゆんたく]
[01/14 NONAME]
[01/14 NONAME]
[01/14 NONAME]

プロフィール



HN:
ゆんたく
性別:
非公開
職業:
たびびと(Lv.4)
趣味:
チェロの演奏
自己紹介:
かつてゆんたくと呼ばれていたゆんたくです。

こんなゆんたくへ何か個人的に連絡したいことがおありでしたら、下記アドレスまでメールにてお願いいたします。

hassysar@gmail.com


カウンター





Copyright © 気まぐれ解説カフェ(仮) : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]