あるお店ではジュースが晴れの日に12本、くもりの日は5本、雨の日は3本売れます。ジュースは1本150円です。次の問いに答えなさい。
(1)
雨の降らなかった1週間で、ジュースが63本売れました。くもりの日は何日でしたか。
(2)
2週間のうち晴れの日数とくもりの日数が同じで、ジュースが16200円分売れました。晴れの日は何日でしたか。
(3)
8月1日から8月31日までの天気は、晴れの日数とくもりの日数が2:3で、8月の売り上げは31950円でした。雨の日は何日でしたか。
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(1)
つるかめ算の公式を利用して解きます。
くもりの日数を求めたいので、まずは1週間=7日間がすべて晴れだったら?と考えます。
7日間とも晴れのときに売れるジュースの本数は、12×7=84本です。
実際売れた本数は63本なので、くもりの日数は、(84-63)÷(12-5)=3日になります。
(2)
雨のときの1日の売り上げ・・・150×3=450円
晴れのときの1日の売り上げ・・・150×12=1800円
くもりのときの1日の売り上げ・・・150×5=750円
晴れとくもりの中間である「晴れくもり」のときは、1日の売り上げが(1800+750)÷2=1275円になると考えられます。
この14日間は「晴れくもり」と「雨」のどちらかだったと考えて、つるかめ算を行います。
2週間=14日間すべてが雨の場合、売り上げの合計は450×14=6300円です。
これは実際の売り上げの合計よりも16200-6300=9900円少ないので、「晴れくもり」の日を増やす必要があります。
雨の日を「晴れくもり」の日と入れかえるごとに、売り上げは1275-450=825円ずつ増えます。
9900÷825=12日→「晴れくもり」の日数
実際には、晴れとくもりの日数は半分ずつなので、晴れの日は12÷2=6日になります。
(3)
31日間すべてが雨の場合、売り上げの合計は、450×31=13950円になります。
それだと実際の金額よりも31950-13950=18000円少ないので、晴れやくもりの日を増やしていきます。
晴れとくもりの日数の比は2:3なので、晴れ2日間とくもり3日間の5日間を1つのセットとして考えます。
晴れ2日間とくもり3日間の売り上げの合計は、150×12×2+150×5×3=5850円です。
また、雨が5日間続いたときの売り上げの合計は、150×3×5=2250円です。
この「晴れ2日+くもり3日」セットを「雨5日間」と入れかえるごとに、売り上げは5850-2250=3600円ずつ増えていきます。
18000÷3600=5セット→「晴れ2日+くもり3日」セットの数
つまり、晴れとくもりの日数の合計は(2+3)×5=25日なので、雨の日数は31-25=6日になります。
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