(画像はクリックすると拡大します)
上の図において、三角形ABCは正三角形であり、点D、E、Fはそれぞれ辺BC、CA、AB上の点です。EFを折り目としてこの三角形を折ると、頂点AがDに重なりました。角ADBが78度のとき、角CEDの大きさを求めなさい。
※ 解説を見るには、右下の「解説はこちらから」をクリック!
「EFを折り目としてこの三角形を折ると、頂点AがDに重なりました」ということは、
線対称の問題ですね。
元の位置と反対側の角度が等しくなることを利用できそうです。
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。
上の図の角FADと角FDAは同じ角度なので「■」、角EADと角EDAも同じ角度なので「☆」で表します。また、角FDBを「●」で表すと、
角ADB=●+■=78度、角FAE=角FDE=■+☆=60度です。
上の図のように、まずは三角形ABDに注目してみると、
角BAD(図の■)の大きさは、180-(60+78)=42度だと分かります。
次は上の図のように角FAEの部分に注目すると、
■=42度、■+☆=60度なので、☆の大きさは60-42=18度になります。
最後に三角形EDCを見てみると、角EDB(図の●+■+☆)は三角形EDCの外角になっているので、60度+角CEDの大きさ=●+■+☆と表せます。
また、●+■=78度、☆=18度なので、●+■+☆=78+18=96度です。
以上から、角CEDの大きさは、96-60=36度になります。
PR