11/10
Thu
2011
(1)
水そうがいっぱいになったときの水の量を1とおき、「蛇口A」、「蛇口AとC」、「蛇口BとC」のそれぞれから1時間に入る水の量を求めてみると、
・蛇口A→8時間で満水にできるので、1÷8=8分の1
・蛇口AとC→2時間20分=3分の8時間で満水にできるので、1÷3分の8=8分の3
・蛇口BとC→2時間24分=5分の12時間で満水にできるので、1÷5分の12=12分の5
となります(次の図参照)。
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。
つまり、蛇口Cから1時間に入る水の量は8分の3-8分の1=4分の1なので、蛇口Cだけを使うと、水そうをいっぱいにするのに1÷4分の1=4時間かかります(アの答え)。
また、蛇口Bから1時間に入る水の量は12分の5-4分の1=6分の1なので、蛇口Bだけを使うと、水そうをいっぱいにするのに1÷6分の1=6時間かかります(イの答え)。
(2)
最初はCから1時間あたり4分の1ずつ、Bからは1時間あたり6分の1ずつのペースで水を入れていました。
Cが壊れてからの18分間は、Cから1時間あたりに入る水の量が4分の1×5分の2=10分の1に減りますが、Bから入る水の量は1時間あたり6分の1ずつのまま変わりません。
Cが壊れてから18分後にBも壊れ、それからはBから1時間あたりに入る水の量が6分の1×10分の3=20分の1に減ります。
また、Aを使い始めるのはCが壊れてから1時間=60分後なので、両方とも壊れた状態のCとBだけで水を入れていた時間は60-18=42分間です。
最後にAも使い始めてから36分後に水そうが満水になったので、水を入れ始めてから満水になるまでの様子を線分図に表すと次のようになります。
上の図の18分間、42分間、36分間に水そうへ入った水の量をそれぞれ求めてみると、
・18分間→(10分の1+6分の1)×60分の18=25分の2
・42分間→(10分の1+20分の1)×60分の42=200分の21
・36分間→(10分の1+20分の1+8分の1)×60分の36=200分の33
となるので、18+42+36=96分間に水そうへ入った水の量の合計は、25分の2+200分の21+200分の33=20分の7になります。
つまり、蛇口Cが壊れるまでに水そうへ入れた水の量は1-20分の7=20分の13なので、壊れる前の蛇口CとBを使ってその水を入れるのにかかる時間を求めてみると、20分の13÷(4分の1+6分の1)=25分の39時間=1.56時間になります。
※ 上の図の「?」にあてはまる時間が1.56時間。
0.56時間の単位を「分」に直すと0.56×60=33.6分、そして0.6分の単位を「秒」に直すと0.6×60=36秒なので、答えは1時間33分36秒になります。
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