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2011

灘(1日目)2011【4】 ☆仕事算・途中で仲間が仕事から抜けていく問題☆

ある仕事を完成させるのに、A君が1人ですると150分、B君が1人ですると60分、C君が1人ですると100分かかります。この仕事を最初は3人で始めましたが、途中でA君が抜けて、その10分後にB君も抜けて、さらにその30分後にC君が仕事を完成させました。最初から最後まで3人全員でした場合に比べて、完成までに必要な時間は(  )分長くなりました。
 
 
※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!

まずは仕事全体の量を1とおいて、3人それぞれの1分あたりの仕事量を求めてみると、
 
・A君→1人だと150分かかるので、1分あたりの仕事量は1÷150=150分の1
・B君→1人だと60分かかるので、1分あたりの仕事量は1÷60=60分の1
・C君→1人だと100分かかるので、1分あたりの仕事量は1÷100=100分の1
 
となることから、3人の仕事量の比はA:B:C=150分の1:60分の1:100分の1=2:5:3と表せます。
 
この3人は途中まで一緒に仕事をしていましたが、Aが抜けた後はBとCの2人で10分間仕事を続け、その後はBも抜けたのでC1人でさらに30分間働いて仕事を完成させました。
 
したがって、次の図のようにCはAよりも10+30=40分多く働きました。

nada401.png





3人の1分間あたりの仕事量の比はA:B:C=2:5:3なので、次の図でBがAより余分に働いた10分間の仕事量は5×10=50、そしてCがAより余分に働いた40分間の仕事量は3×40=120と表せます。
 
つまり、Aが抜けた時点で残っていた仕事量は、50+120=170になります。

nada402.png





3人が一緒に働くと、1分間に2+5+3=10の仕事ができるので、170の仕事を片づけるのに必要な時間は170÷10=17分になります。
 
つまり次の図のように、途中でAやBが抜けずにそのまま最後まで働いていたら、Aが抜けるはずの時間から17分後には仕事が終わっていたことが分かります。

nada403.png






実際に仕事が完了したのはAが抜けてから40分後、もし3人がずっと働いていたら、仕事が完了するのはAが抜けるはずの時間の17分後なので、完成までに必要な時間は40-17=23分長くなりました。

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