2009×2008×2007×2006×2005×・・・・・・×5×4×3×2×1の答えを10で( )回割ると余りは0となる。ただし、( )に入る数は最も大きい整数とします。
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この計算の答えに、「0」が一の位から何個続いているのかを考えます。
2×5=10なので、(2の倍数)×(5の倍数)の組み合わせの数だけ「0」が1個ずつできます。
2009÷5=401余り4なので、1から2009の中に、5の倍数は401個あります。
2の倍数は5の倍数よりもたくさんあるはず(納得できない人は、例えば1から10の中に2の倍数と5の倍数がそれぞれ何個あるのか数えてみよう)なので、(2の倍数)×(5の倍数)の組み合わせも401組できます。
4×25=100なので、(4の倍数)×(25の倍数)の組み合わせの数だけ「0」がさらに1個ずつできます。
※ 「(4の倍数)×(25の倍数)=100の倍数」は、すべて「(2の倍数)×(5の倍数)=10の倍数」の仲間でもあります。したがって、「100」にある2つの「0」のうち、一の位の「0」は、さっき数えた401個の中にふくまれています。
なので、「0」が2個増えるのではなく、「0」がさらに1個増えると考えないと重複して数えてしまいます。
2009÷25=80余り9なので、1から2009の中に、25の倍数は80個あります。
したがって、(4の倍数)×(25の倍数)の組み合わせも80組できます。
8×125=1000なので、(8の倍数)×(125の倍数)の組み合わせの数だけ「0」がさらに1個ずつできます。
2009÷125=16余り9なので、1から2009の中に、125の倍数は16個あります。
したがって、(8の倍数)×(125の倍数)の組み合わせも16組できます。
16×625=10000なので、(16の倍数)×(625の倍数)の組み合わせの数だけ「0」がさらに1個ずつできます。
2009÷625=3余り134なので、1から2009の中に、625の倍数は3個あります。
したがって、(16の倍数)×(625の倍数)の組み合わせも3組できます。
【ここまでのまとめ】
(2の倍数)×(5の倍数)が401組・・・「0」が401個
(4の倍数)×(25の倍数)が80組・・・「0」がさらに80個
(8の倍数)×(125の倍数)が16組・・・「0」がさらに16個
(16の倍数)×(625の倍数)が3組・・・「0」がさらに3個
つまり、計算の答えは一の位から「0」が401+80+16+3=500個続く数なので、10で500回まで割ることができます。
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