A先生からクラスの生徒に、次のようにして電話で連絡をしていきます。
① A先生が何人かの生徒に、1人ずつ電話をしていく。
② A先生から連絡を受けた生徒は、まだ連絡を受けていない何人かの生徒に、1人ずつ電話をする。
③ 連絡を受けた生徒は、まだ連絡を受けていない何人かの生徒に、1人ずつ電話をする。
電話をかけ始めてから切るまでに、ちょうど1分かかります。
(1) 2分で最大何人の生徒に連絡することができますか。
(2) 3分で最大何人の生徒に連絡することができますか。
(3) 40人の生徒に連絡するには、少なくとも何分必要ですか。
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(1
)
まず、最初の1分でA先生が生徒アに連絡します。
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。
次の1分間に、
A先生は別の生徒イへ、さっき連絡を受けた
生徒アは別の生徒ウへ、それぞれ電話をかけます。
したがって、2分間で連絡できる生徒数は最大で
3人(ア~ウ)になります。
(2)
次の1分間に、A先生は別の生徒エへ、生徒アは別の生徒オへ、生徒イは別の生徒カへ、生徒ウは別の生徒キへ、それぞれ電話をかけます。
したがって、3分間で連絡できる生徒数は最大で7人(ア~キ)になります。
(3)
(1)と(2)で黄色くぬった印に注目します。
最初の1分・・・新しく連絡を受けた生徒は1人
次の1分・・・・新しく連絡を受けた生徒は2人
次の1分・・・・新しく連絡を受けた生徒は4人
1分ごとに、新しく連絡を受けた生徒は「1人→2人→4人→8人→・・・」のように増えていきます。
1+2+4+8+16=31人→5分後までに連絡を受けた生徒数
次の1分間で、さらに最大32人まで連絡することができるので、クラスの40人全員に連絡することも余裕で可能です。
したがって、40人の生徒に連絡するのにかかる時間は、5+1=6分になります。
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