下の図のa、b、c、d、eにはそれぞれ1つの整数が入ります。X、Y、Zではある操作が行われます。
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【行われる操作】
X:aにaより1だけ大きい数をかけて得られた数をbにする。
Y:bあるいはdの約数の個数をcにする。
Z:cがaより大きいとき、dをcと同じ数にしてYに戻す。cがaと同じ、またはaより小さいとき、eをcと同じ数にする。
aが20のとき、eに入る数を求めなさい。
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aに20を入れると、20+1=21とかけ合わせた答えがXに進むので、Xには20×21=420があてはまります。
bでは420の約数の個数をチェックするので、まずは次の図のように420を素因数分解してみます。
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上の図から、420を素数の積で表すと2×2×3×5×7となることが分かります。
また、その式の中に2が2個、3と5と7が1個ずつ使われているので、420の約数の個数は(2+1)×(1+1)×(1+1)×(1+1)=24個になります。
※ この計算の意味がよく分からん場合はコチラをサラッと流し読み。
したがってYには24があてはまるのですが、それだと次の図のようにcがaより大きくなってしまうので、Zからdの道を通って24がYに逆戻りします。
そこで、今度は次の図のように24を素因数分解してみると、24は2×2×2×3と表せることが分かるので、24の約数の個数は(3+1)×(1+1)=8個になります。
すると、今度は次の図のようにcがaより小さくなるので、8がそのままeへ移動します。
したがって、aが20のとき、eには8があてはまります。
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