式□×○×○=200があります。2つの□には同じ数字があてはまります。
(1)
□と○にあてはまる整数の組は何組ありますか。
(2)
(1)で求めた組の中で、□+□+○の値が最も小さい組をさがしなさい。そのときの□+□+○の値はいくらですか。
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(1)
とりあえず200を素因数分解してみると次の図のようになるので、200を素数の積で表すと「2×2×2×5×5」となります。
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つまり、200を整数の積で表すためには「2」を3回と「5」を2回かけ合わせる必要があるのですが、この問題は次の図のように3つのマス目しか用意されていないので、2か所の□に同じ数を入れた後の残りはすべてかけ合わせて1つの数字に直してから○にあてはめます。
例えば上の図の□に「2」を1つずつあてはめた場合、残りの数字は「2」「5」「5」なので、○には2×5×5=50があてはまります。
同じように□に「5」を1つずつあてはめてみると、残りの数字は「2」「2」「2」なので、○には2×2×2=8があてはまります。
また、2か所の□にそれぞれ2×5=10をあてはめた場合、残りの数字である「2」はそのまま○にあてはめます。
したがって、組み合わせは全部で3組です、と言いたいところなのですが、よく考えてみれば1×1×200でも条件にあてはまるので、答えは(2・5・50)、(5・5・8)、(10・10・2)、(1・1・200)の4組になります。
(2)
さっき見つけた4組の数の和をそれぞれ調べてみると次のようになります。
・(2・5・50)→2+5+50=57
・(5・5・8)→5+5+8=18
・(10・10・2)→10+10+2=22
・(1・1・200)→1+1+200=202
したがって、3つの数の和がもっとも小さくなるのは(5・5・8)のときで、その和は18になります。
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