忍者ブログ

気まぐれ解説カフェ(仮)

中学受験算数の入試問題を今日もゆるゆる解説中。算数プリントの無料ダウンロードは右横カテゴリ「プリントの無料ダウンロード」からどうぞ。

11/21

Thu

2024

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

04/15

Fri

2011

獨協2011【7】 ☆公倍数・3つの点が一直線上にそろう時間を求める☆


次の図のように、点Oが中心で、半径がそれぞれ1㎝、2㎝、3㎝の3つの円と、Oを通る直線PQがあります。点A、B、Cが図の位置からそれぞれ3つの円周上を同じ方向に同じ速さで動きます。Aが4秒で1周するとき、次の問いに答えなさい。
 
※ 画像はクリックすると拡大します。

dokkyo701.png









(1)
B、Cはそれぞれ何秒で1周しますか。
 
(2)
A、B、Cが最初の位置に同時に来るのは動き始めてから何秒後ですか。
 
(3)
動き始めてから500秒の間にA、B、Cが同時に直線PQ上に並ぶことは何回ありますか。
 
 
※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!


(1)
3つの点はそれぞれのコースを同じ速さで進むので、円周の長さが2倍、3倍になれば、1周するのにかかる時間もそれに比例して2倍、3倍と増えていきます。
 
次の図のように、Bが通るコースの半径はAのコースの2÷1=2倍なので、円周も2倍の関係になっているはずです。
 
つまり、Bがコースを1周するのにかかる時間は、Aがコースを1周するのにかかる時間の2倍なので、答えは4×2=8秒になります。
 
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。

dokkyo702.png








また次の図のように、Cが通るコースの半径はAのコースの3÷1=3倍なので、円周も3倍の関係になっています。
 
つまり、Cがコースを1周するのにかかる時間は、Aがコースを1周するのにかかる時間の3倍なので、答えは4×3=12秒です。

dokkyo703.png









(2)
Aは4秒ごと、Bは8秒ごと、Cは12秒ごとにそれぞれのコースを1周するので、3つの点が同時に最初の位置へと戻るのは、4と8と12の最小公倍数である24秒後になります。
 
 
(3)
次の図のように、3つの点はコースを半周するごとに直線PQの上へ来るので、まずはそれぞれの点がコースを半周するのにかかる時間を求めてみると、
 
・A→4÷2=2秒ごと
・B→8÷2=4秒ごと
・C→12÷2=6秒ごと
 
となるので、3つの点は2と4と6の最小公倍数である12秒ごとに、直線PQ上へ同時に来ます。

dokkyo704.png











500÷12=41余り8なので、500秒の間に3つの点が直線PQ上に並ぶことは、全部で41回あります。

 
PR

Comment

お名前
タイトル
E-MAIL
URL
コメント
パスワード

学校名で検索!

「フェリス」、「麻布」などの学校名を入力して検索すると該当記事の一覧が表示されます。 「該当なし」だったらごめんなさいm(_ _)m

最新記事

(12/18)
(12/17)
(12/16)
(12/15)
(12/14)
(12/13)
(12/12)
(12/11)
(12/10)
(12/09)
(12/08)
(12/07)
(12/06)
(12/05)
(12/04)
(12/03)
(12/02)
(12/01)
(11/30)
(11/29)

最新コメント

[11/07 ゆんたく]
[11/07 娘のママ]
[08/18 ゆんたく]
[08/18 NONAME]
[05/17 ゆんたく]
[05/16 グレートマジンガーZ]
[01/15 ゆんたく]
[01/14 NONAME]
[01/14 NONAME]
[01/14 NONAME]

プロフィール



HN:
ゆんたく
性別:
非公開
職業:
たびびと(Lv.4)
趣味:
チェロの演奏
自己紹介:
かつてゆんたくと呼ばれていたゆんたくです。

こんなゆんたくへ何か個人的に連絡したいことがおありでしたら、下記アドレスまでメールにてお願いいたします。

hassysar@gmail.com


カウンター





Copyright © 気まぐれ解説カフェ(仮) : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]