分母が異なる3つの既約分数があり、これらの3つの分数の分子をかけあわせると100になります。また、これらの3つの分数を足すと1になります。このとき、3つの分数の分母として考えられる数を、すべて答えなさい。
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100=2×50、4×25、5×20なので、それぞれに「1」をかけ合わせた形である「1×2×50」、「1×4×25」、「1×5×20」の3つが、分子の候補としてまず考えられます。
また、50=5×10なので、「2×5×10」も分子の候補になります。
3つの分数を足すと1になる→3つの分数を足すと、分子と分母が同じ数になるという意味なので、その条件を手掛かりにして、先ほどの4つの候補から正解を見つけ出します。
【分子が1・2・50の場合】
分子の合計は、1+2+50=53→分母も53
53分の1、53分の2、53分の50はどれも約分できないのでOK。
【分子が1・4・25の場合】
分子の合計は、1+4+25=30→分母も30
30分の4、30分の25は約分できるので×。
【分子が1・5・20の場合】
分子の合計は、1+5+20=26→分母も26
26分の20は約分できるので×。
【分子が2・5・10の場合】
分子の合計は、2+5+10=17→分母も17
17分の2、17分の5、17分の19はどれも約分できないのでOK。
以上から、あてはまる分母として正しい数は、17または53になります。
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