A君、B君、C君の持っているお金の合計は1845円です。お店でりんごを1人1個ずつ買い、それぞれ代金を払ったので、A君、B君、C君が持っているお金はそれぞれ初めに持っていたお金の6分の5、5分の3、7分の3になりました。このとき、りんご1個の値段は何円ですか。
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まずはりんごの代金が、3人それぞれの所持金のどれだけにあたるのかを求めてみると、次のようになります。
・A君→残金が6分の5なので、りんごの代金は最初の所持金の1-6分の5=6分の1
・B君→残金が5分の3なので、りんごの代金は最初の所持金の1-5分の3=5分の2
・C君→残金が7分の3なので、りんごの代金は最初の所持金の1-7分の3=7分の4
つまり3人の最初の所持金を次のような線分図に表してみると、りんごの代金である赤い線の部分がAの6分の1、Bの5分の2、Cの7分の4にあたります。
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上の図のようにりんごの代金を1とおいて、3人それぞれの最初の所持金を求めてみると、次のようになります。
・A君の最初の所持金→1÷6分の1=6
・B君の最初の所持金→1÷5分の2=2分の5
・C君の最初の所持金→1÷7分の4=4分の7
したがって、3人の最初の所持金の比はA:B:C=6:2分の5:4分の7=24:10:7になります。
その比の合計である24+10+7=41が、3人の最初の所持金の合計である1845円にあたるので、比の1は1845÷41=45円、そしてB君の最初の所持金は比の10なので45×10=450円だと分かります。
りんごの代金はB君の所持金の5分の2にあたるので、450×(5分の2)=180円になります。
※ 今回はB君の最初の所持金からりんごの代金を求めましたが(比の10がいちばんカンタンそうな数字だったから)、A君やC君の最初の所持金からリンゴの代金を求めてももちろんOKです。
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