花子さんは1冊のノートを一方からは算数用、反対側からは国語用に使いました。ある日ノートを調べると、国語は算数より4ページずつ多く使っていて、まだ使っていないページは全体の3割でした。さらに、算数用に14ページを使ったら、ノートの半分は算数用に使ったことになりました。このノートは何ページありますか。
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このノート全体を□ページ、算数用に使った部分を△ページとおき、まずはノートがまだ3割残っているときの様子を線分図に表すと次のようになります。
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この後、花子さんは算数用に14ページ使ったため、次の図のようにノートの半分が算数用に使われました。
このとき、上の図の左半分が「△ページ」と「14ページ」でできているので、右半分も同じように「△ページ」と「14ページ」になっているはずです。
つまり、図の?ページと4ページの合計が14ページなので、?には14-4=10ページがあてはまります。
ここで最初の線分図に戻ってみると、残り0.3の左側は算数用に使った14ページ、そして右側は最後まで使わなかった10ページなので、合わせて14+10=24ページになります。
つまりノート全体の0.3が24ページにあたるので、ノート全体のページ数は24÷0.3=80ページになります。
【補足】
ノートはちゃんと教科ごとに分けて使った方がいいですよね。使い終わったノートが科目ごとに整理されてないと、後で見直すときにすごく不便だし。
それと、男の子はノートの取り方が雑な割にはきちんと理解できる場合が多いけど、女の子はノートがきちんと取れてる割にはいまいち理解できないことがけっこうあると思います。
「理解しながらノートを取る」っていうバランスが、男女によって偏っているのかな?と思ってみた今日この頃です。
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