ある店が、ジュースを15ケース仕入れ、その運送料として6000円を支払いました。1割売れ残っても2割の利益があるように1本120円の定価をつけました。ところが、実際に売れ残ったのは42本だったので、2割4分の利益がありました。ジュースの1ケースの仕入れ値と、1ケースに入っているジュースの本数を求めなさい。
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仕入れたジュースの本数を1とおくと、もしそれらをすべて120円で売ったときの売り上げは120×1=120と表せます。
ただ、予想では仕入れた本数の1割=0.1売れ残るはずだったので、残りである0.9をすべて120円で売ったときの売り上げは、次の図のように120×0.9=108と表せます。
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また、「売り上げの合計-仕入れ値の合計=利益の合計」なので、売り上げの合計である108が仕入れ値の合計の2割増し(つまり1+0.2=1.2)なら、仕入れ値の合計は108÷1.2=90と表せます。
ちなみに、この問題における「仕入れ値の合計」とは、次の図のように
・1本あたり□円で仕入れたジュース代の合計(仕入れた本数はさっき1とおいた)
・ジュースの運送料6000円
を合わせた金額のことです。

実際には、売れ残った本数が予想よりも少なく42本で済んだので、利益の合計は仕入れ値の合計の2割4分でした。
つまり、実際の売り上げの合計は仕入れ値の合計の1+0.24=1.24にあたるので、90×1.24=111.6と表せます。
売り上げの合計についてこれまでに分かったことをまとめてみると、
・仕入れたジュース(本数1)を全部120円で売ったときの売り上げは120
・仕入れたジュースの0.9を120円で売ったとき(予想)の売り上げは108
・実際の売り上げは111.6
なので、実際の売り上げは予想よりも111.6-108=3.6多くなりました。
次の図のように、3.6は仕入れたジュースを全部120円で売ったときの売り上げの3.6÷120=0.03にあたるので、実際に売れ残ったジュース42本の割合は、仕入れたジュースの0.1-0.03=0.07であることが分かります。

つまり、仕入れたジュースは全部で42÷0.07=600本であり、それが15ケースに分かれて入っていたので、1ケースに入っていたジュースは600÷15=40本でした。
また、仕入れたジュースが全部で600本なら、最初に1割売れ残ると予想したときに売れるはずだった本数は600×0.9=540本です。
それらを1本あたり120円で売ったときの売り上げは120×540=64800円であり、それが仕入れ値の合計の1.2にあたるので、仕入れ値の合計は64800÷1.2=54000円です。
次の図のように、仕入れ値の合計である54000円は、
・ジュース15ケース分の仕入れ値
・運送料6000円
の合計にあたるので、ジュース15ケース分の仕入れ値は54000-6000=48000円です。

以上から、ジュース1ケースあたりの仕入れ値は48000÷15=3200円になります。
※ ジュース1本あたりの仕入れ値は48000÷600=80円です。
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