10/09
Sun
2011
(1)
三女の最初の所持金を□円とおき、3人の最初の所持金の関係を線分図に表すと次のようになります。
また、3人は買い物ですべての所持金を使いきったので、下の図の「□円+400円」と「□円+500円」と「□円」の合計は、3人が買った品物の金額の比の合計である6+5+4=15と等しいことが分かります。
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最初の所持金は長女が三女より400円、次女が三女より500円多いので、その合計である400+500=900円を2人からいったん取り上げ、3人に900÷3=300円ずつ配り直すと、次の図のように3人の所持金は「□円+300円」でそろいます。
また、下の図のように3人の所持金を同じ金額にそろえた後も、3人の所持金の合計は最初と変わらないので、その合計金額はさっきと同じく比の15、そして3人それぞれの所持金である「□円+300円」は比の15÷3=5と表せます。
比の5というのは、ちょうど次女が買った品物の金額の比と同じであり、次女の最初の所持金である「□円+500円」と、次女が買った品物の金額である「□円+300円」を、次のような線分図に表して比べてみると、その金額差は500-300=200円になります。
つまり、次女は最初に「□円+500円」を持っていたけど、長女と三女に合わせて200円渡したら、残金が「□円+300円」となり、それが次女の買いたい品物の金額とピッタリ同じだった、という展開なので、答えは200円になります。
(2)
次女は200円を長女と三女に2:3の割合で渡したので、長女が次女からもらった金額は200×5分の2=80円です。
また、長女の最初の所持金は「□円+400円」だったので、長女が買いたかった品物の金額(比の6)は、□円+400円+80円=□円+480円と表せます。
長女が買いたかった品物の金額(比の6)である「□円+480円」と、次女が買いたかった品物の金額(比の5)である「□円+300円」を次のような線分図に表して比べてみると、比の6-5=1が、480-300=180円にあたることが分かります。
長女が買った品物の金額は比の6なので、答えは180×6=1080円になります。
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