姉妹がカードを集めています。妹は11枚しか持っていなかったので、姉は自分のカードの5分の1をあげました。さらにお母さんが2人に6枚ずつカードを買ってくれたので、姉の枚数が妹の枚数の2倍になりました。現在、姉は何枚のカードを持っていますか。
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姉が最初に持っていたカードの枚数を1=5分の5とおいて、2人のカードの枚数の関係を次のような線分図に表してみます。
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次の図のように、姉は自分が持っていたカードの5分の1を妹にあげたので、この時点で2人のカードの枚数は、
・姉→5分の5-5分の1=5分の4
・妹→11枚+5分の1
のようにそれぞれ表せます。
その後、2人は母からそれぞれカードを6枚ずつもらったので、最終的に2人のカードの枚数は、
・姉→5分の4+6枚
・妹→11枚+5分の1+6枚=5分の1+17枚
となりました(次の図参照)。
また、最終的に妹のカードの枚数は姉のカードの枚数の半分になったので、妹のカードの枚数を2倍すれば、2人のカードの枚数はそろいます。
最後の妹のカードの枚数は「5分の1+17枚」になったので、その2倍は(5分の1+17枚)×2=5分の2+34枚と表せます。
それが最後の姉のカードの枚数である「5分の4+6枚」と同じなので、次のように長さの等しい2本の線分図に表して比べてみると、下の図の34-6=28枚が、5分の4-5分の2=5分の2にあたることが分かります。
5分の2が28枚なら5分の4は28×2=56枚、そして現在の姉のカードの枚数は「5分の4+6枚」なので、答えは56+6=62枚になります。
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