忍者ブログ

気まぐれ解説カフェ(仮)

中学受験算数の入試問題を今日もゆるゆる解説中。算数プリントの無料ダウンロードは右横カテゴリ「プリントの無料ダウンロード」からどうぞ。

11/21

Thu

2024

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

08/11

Thu

2011

城北2011【2】の(3) ☆図形の回転・おうぎ形が直線上を回転移動する問題☆


次の図のように、直線上に半径3㎝中心角30度のおうぎ形があります。このおうぎ形が直線上を図の矢印の向きにすべることなく1回転するとき、おうぎ形の頂点Aが動いた長さは(  )㎝です。ただし、円周率は3.14とします。
 
※ 画像はクリックすると拡大します。


joh2-301.png




※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!



 

おうぎ形ABCが点Bを中心として、次の図のように辺ABが直線Lに対して垂直になるまで回転するとき、おうぎ形の頂点Aは図の青い矢印のように動きます。
 
図の青い矢印は半径3㎝、中心角90度のおうぎ形の孤なので、その長さは「3×2×3.14×360分の90」を計算すれば求められます。
 
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。


joh2-302.png




次の図のように、直線L上をおうぎ形ABCの孤BCが転がるとき、頂点Aは常に直線Lから3㎝上にあるので、Aが動いた線は図のオレンジ色の矢印のような直線になります。
 
また、このオレンジ色の直線はおうぎ形ABC(中心角は30度)の孤BCの長さと等しいので、その長さは「3×2×3.14×360分の30」を計算すれば求められます。


joh2-303.png




おうぎ形ABCが点Cを中心として、次の図のように辺ACが直線Lに重なるまで回転するとき、おうぎ形の頂点Aは図の青い矢印のように動きます。
 
図の青い矢印は半径3㎝、中心角90度のおうぎ形の孤なので、その長さは「3×2×3.14×360分の30」を計算すれば求められます。


joh2-304.png




最後に頂点Aを中心として、次の図の緑色の矢印のように回転すれば、おうぎ形ABCはちょうど1回転します。
 
ただし、このときは頂点Aを中心として回転しているので、Aが動いた長さはゼロです。

2e7b9708.png



以上から、頂点Aが動いた長さは
 
・「3×2×3.14×360分の90」が2つ
・「3×2×3.14×360分の30」が1つ
 
を合計すれば求められます。
 
また、中心角の合計は90×2+30=210度なので、答えは3×2×3.14×360分の210=10.99㎝になります。


 
PR

Comment

お名前
タイトル
E-MAIL
URL
コメント
パスワード

学校名で検索!

「フェリス」、「麻布」などの学校名を入力して検索すると該当記事の一覧が表示されます。 「該当なし」だったらごめんなさいm(_ _)m

最新記事

(12/18)
(12/17)
(12/16)
(12/15)
(12/14)
(12/13)
(12/12)
(12/11)
(12/10)
(12/09)
(12/08)
(12/07)
(12/06)
(12/05)
(12/04)
(12/03)
(12/02)
(12/01)
(11/30)
(11/29)

最新コメント

[11/07 ゆんたく]
[11/07 娘のママ]
[08/18 ゆんたく]
[08/18 NONAME]
[05/17 ゆんたく]
[05/16 グレートマジンガーZ]
[01/15 ゆんたく]
[01/14 NONAME]
[01/14 NONAME]
[01/14 NONAME]

プロフィール



HN:
ゆんたく
性別:
非公開
職業:
たびびと(Lv.4)
趣味:
チェロの演奏
自己紹介:
かつてゆんたくと呼ばれていたゆんたくです。

こんなゆんたくへ何か個人的に連絡したいことがおありでしたら、下記アドレスまでメールにてお願いいたします。

hassysar@gmail.com


カウンター





Copyright © 気まぐれ解説カフェ(仮) : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]