08/11
Thu
2011
おうぎ形ABCが点Bを中心として、次の図のように辺ABが直線Lに対して垂直になるまで回転するとき、おうぎ形の頂点Aは図の青い矢印のように動きます。
図の青い矢印は半径3㎝、中心角90度のおうぎ形の孤なので、その長さは「3×2×3.14×360分の90」を計算すれば求められます。
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次の図のように、直線L上をおうぎ形ABCの孤BCが転がるとき、頂点Aは常に直線Lから3㎝上にあるので、Aが動いた線は図のオレンジ色の矢印のような直線になります。
また、このオレンジ色の直線はおうぎ形ABC(中心角は30度)の孤BCの長さと等しいので、その長さは「3×2×3.14×360分の30」を計算すれば求められます。
おうぎ形ABCが点Cを中心として、次の図のように辺ACが直線Lに重なるまで回転するとき、おうぎ形の頂点Aは図の青い矢印のように動きます。
図の青い矢印は半径3㎝、中心角90度のおうぎ形の孤なので、その長さは「3×2×3.14×360分の30」を計算すれば求められます。
最後に頂点Aを中心として、次の図の緑色の矢印のように回転すれば、おうぎ形ABCはちょうど1回転します。
ただし、このときは頂点Aを中心として回転しているので、Aが動いた長さはゼロです。
以上から、頂点Aが動いた長さは
・「3×2×3.14×360分の90」が2つ
・「3×2×3.14×360分の30」が1つ
を合計すれば求められます。
また、中心角の合計は90×2+30=210度なので、答えは3×2×3.14×360分の210=10.99㎝になります。
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