08/14
Sun
2011
(1)
カンタンに言うと、次の図の半円から三角形FBCの面積を引くとア2個分の面積が残るので、それを2で割ればOKです。
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。
上の図の半円の直径BCは8㎝なので、半径は8÷2=4㎝、そして面積は4×4×3.14÷2=25.12㎠です。
また、三角形FBCの面積は8×4÷2=16㎠なので、ア2個分の面積は25.12-16=9.12㎠です。
したがって、アの面積は9.12÷2=4.56㎠になります。
(2)
次の図のおうぎ形BGCの面積から、三角形FBCとア1個分の面積を引くとイ1個分の面積が求められます。
上の図のおうぎ形BGCは半径BCが8㎝、中心角が45度なので、面積は8×8×3.14×360分の45=25.12㎠です。
また、三角形FBCの面積は16㎠、ア1個分の面積は4.56㎠なので、イの面積は25.12-(16+4.56)=4.56㎠になります。
(3)
三角形BCEが点Bを中心として反時計回りに60度回転するとき、次の図のように辺BEはBHの位置へ、辺BCはBIの位置へそれぞれ60度移動します。
また、辺CEはHIの位置へ移動し、そのときに下の図のピンク色の部分を通過するので、その面積を求めればOKです。
次の図全体の面積はおうぎ形BHEと三角形EBCの面積を合計すれば求められます。
おうぎ形BHEは中心角が60度で半径BEとBHが10㎝なので、面積を求める式は「10×10×3.14×6分の1」と表せます。
※ 計算しても割り切れないのでとりあえず放置。
また、三角形EBCの面積を求める式は「8×6÷2」と表せますが、こちらも計算する必要はありません。
次の図全体の面積からおうぎ形BICと三角形HBIの面積を引けば、この問題で求めたいピンク色の部分の面積が分かります。
おうぎ形BICは中心角が60度で半径BIとBCが8㎝なので、面積を求める式は「8×8×3.14×6分の1」と表せます。
また、三角形EBCを60度回転させたらHBIの位置へ移動したので、HBIの面積はEBCと同じです。
つまり、上の図のピンク色の部分の面積を求めるには、「おうぎ形BHE+三角形EBC」の面積から「おうぎ形BIC+三角形HBI」の面積を引けばOKなのですが、三角形EBCとHBIの面積は等しいので、結局はおうぎ形BHEとおうぎ形BICの面積差を計算すれば作業完了です。
とりあえず、それぞれのおうぎ形の面積を求める式を確認しておくと、
・おうぎ形BHEの面積→10×10×3.14×6分の1=100×3.14×6分の1
・おうぎ形BICの面積→8×8×3.14×6分の1=64×3.14×6分の1
となるので、その2つの式をまとめると「(100-64)×3.14×6分の1」となります。
100-64=36なので、答えは36×3.14×6分の1=18.84㎠です。
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