6月まで1個120円で売られていたパンが、7月から20円値上げされたため、7月に売れた個数は6月より190個少なくなり、売り上げも17000円少なくなりました。6月にこのパンは何個売れましたか。
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差集め算といえばやっぱり面積図ですね。
(図1 6月の売り上げを表す面積図)
たてじくがパン1個の値段(120円)、横じくが6月に売れたパンの個数(□個)、そして面積(120円×□個)が6月の売り上げを表しています。
(図2 7月の売り上げを表す面積図)
たてじくがパン1個の値段(140円)、横じくが7月に売れたパンの個数(△個)、そして面積(140円×△個)が7月の売り上げを表しています。
7月の売り上げは6月よりも17000円少ないので、黄色い部分を付け加えると、売り上げの合計が同じになります。
(図3 2つの面積図を重ねたもの)
この図のイ+ウが6月の売り上げ、ア+イが7月の売り上げを表しています。
また、7月の売り上げにエを付け加えると6月の売り上げと等しくなるので、イ+ウ=ア+イ+エと表せますが、式の左右にイが1個ずつあるのでどちらも取り除くと、ウ=ア+エとなります。
ウのたてじくは120円、横じくは190個なので、面積(売り上げの合計)は120円×190個=22800円です。
これがア+エと等しいので、20円×△個+17000円=22800円と表せます。
つまり、20円×△個は22800-17000=5800円なので、△個は5800÷20=290個だと分かります。
求めるのは6月に売れたパンの個数(図の□個)なので、290+190=480個になります。
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