ある店がトマトを仕入れ、定価どおりに売って14000円分の売り上げがありました。次の日、再び同じ量のトマトを同じ仕入れ値で仕入れて売りだしました。同じ定価で半分売った後、残りを定価の3割引きで売ろうとしましたが、24個は売れず11060円の売り上げになりました。1日の仕入れたトマトの個数を求めなさい。
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1日目のトマトの定価を□円、売れた個数を△個とおくと、次の面積図の全体(□円×△個)が、1日目の売り上げの合計である14000円を表しています。
2日目は、1日目と同じ□円で売れたのが昨日の半分、定価の3割引きで売れたのが?個、そして売れ残ってしまったのが24個です。
このとき、次の面積図のアとイの合計が2日目の売り上げの合計である11060円を表しています。
※ ウは定価の3割引き、エは売れ残った24個の部分です。
1日目の面積図全体は14000円、2日目の面積図のアとイは合わせて11060円なので、その差である14000-11060=2940円が、ウとエの合計になります。
また、上の図のア(1日目の半分の面積)の売り上げは14000÷2=7000円なので、イの売り上げは14000-(7000+2940)=4060円だと分かります。
※ アイウエ-(ア+ウエ)=イになることを利用しました。
イは定価の0.7にあたる値段で?個売ったときの売り上げ(定価□円×0.7×?個=4060円)です。
もしイの?個も3割引きせず、定価そのままで売ったとすると、イの売り上げは次の図のように4060÷0.7=5800円になります。
次の図のアイウエ=14000円なので、エは14000-(7000+5800)=1200円だと分かります。
24個の売り上げが1200円なら、1個あたりの定価は1200÷24=50円ですね。
したがって、1日目に売った個数は14000÷50=280個になります。
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